となり町戦争 三崎亜記著
2017年1月25日 読書
なんとも奇妙な小説だった。
SF?と思わなくもなく。
いきなり広報誌に「明日から隣り町と戦争します」とだけ書いてあるのに、
「え?なにこれ?」とか「戦争するんなら、食料はどうする?」とかその他もろもろ
の疑問も持たず誰に聞くでもなく淡々とした生活を送る大半の人々…
その「無関心さ」こそが現代にある「問題点」の一つを揶揄しているかのように
感じ不気味さを醸し出す。
結局その「戦争」は「死者」と言う形で犠牲者も出ているのだが
一体どのような「戦争」が行われているのかは不明。
しかもその戦争は「街の発展の為」に行われている?
とそこもイマイチよくわからない設定。
そして主人公はある女性に好意を持つものの、ものすごい形で報われない。
とはいえ、過去の日本においても戦国時代、敵に自分の娘や妹などを
嫁がせて婚姻関係を結んでいたし、現代の政治家の家系を見ると
「え?この人とこの人って親戚?」と言うことがわかると
みんなどこかで「つながっている」と言う事実。
(もっと言えば政治家と皇室が繋がっている事実)
それが過去から綿々と計画された陰謀もしくは戦略によるものかは
ここまで来たら単なる一般市民の知る由も無い。
自分の無自覚な状態でいつの間にか「戦犯」「加害者」になっている…と
考えれば考えるほどブキミな内容。
抽象的な内容なんだけどなんとなくその書いてあること、
作者が言いたいことの実態がつかめそうでつかめないという
ジレンマが生じる、突き詰めれば「よくわからない」一冊。
SF?と思わなくもなく。
いきなり広報誌に「明日から隣り町と戦争します」とだけ書いてあるのに、
「え?なにこれ?」とか「戦争するんなら、食料はどうする?」とかその他もろもろ
の疑問も持たず誰に聞くでもなく淡々とした生活を送る大半の人々…
その「無関心さ」こそが現代にある「問題点」の一つを揶揄しているかのように
感じ不気味さを醸し出す。
結局その「戦争」は「死者」と言う形で犠牲者も出ているのだが
一体どのような「戦争」が行われているのかは不明。
しかもその戦争は「街の発展の為」に行われている?
とそこもイマイチよくわからない設定。
そして主人公はある女性に好意を持つものの、ものすごい形で報われない。
とはいえ、過去の日本においても戦国時代、敵に自分の娘や妹などを
嫁がせて婚姻関係を結んでいたし、現代の政治家の家系を見ると
「え?この人とこの人って親戚?」と言うことがわかると
みんなどこかで「つながっている」と言う事実。
(もっと言えば政治家と皇室が繋がっている事実)
それが過去から綿々と計画された陰謀もしくは戦略によるものかは
ここまで来たら単なる一般市民の知る由も無い。
自分の無自覚な状態でいつの間にか「戦犯」「加害者」になっている…と
考えれば考えるほどブキミな内容。
抽象的な内容なんだけどなんとなくその書いてあること、
作者が言いたいことの実態がつかめそうでつかめないという
ジレンマが生じる、突き詰めれば「よくわからない」一冊。
シャバはつらいよ 大野更紗著
2017年1月25日 読書 コメント (7)
一時期話題になった『困っている人』の続編。
病院編から自立編とでも言いましょうか。
車椅子は自分で勝手に購入できないのですね。
(補助金の絡みがあるので)
その「認定」の為に福祉センターに赴くものの
あまりの「ボロ施設」というか「車椅子と必要としている人が来る施設」
にしてはあまりのお粗末ぶりゆえに(しかも花の東京…)
また「実走試験」って…しかも炎天下。
全然病状を理解したとは思えない、通り一遍の試験内容に
本当に「切り捨てる」為にやっているんだな、と。
表面上だけの「福祉」の実態。
もし自分が明日にでも車いすが必要な状況になったら…滝汗
と思わずにはいられませんでした。
ただ「自立」のきっかけになった「彼氏」の描写、
あの部分必要だったのかな?
この本を「彼氏」が読んだら傷つかない????
そう言った意味でも難病を発症する前からビミョーに
「空気が読めない人」だった著者の「人となり」が
この文章を通して感じられるので「この人、嫌い」と
感じる人が多いと思う。
何だろう毒で表現すると「変わった人はやっぱり変わった病気を
発症する。それって当然だよね」と。
本来病気って「自分に欠如したものを理解させるためのもの」と
言いう位置付けで考えているのですが、この人はこの病気を
通じて「感謝」をもっと感じるべきでは?
「難病者でも何かできるか発信したい!!!!!」と意識を
常に外に向けるのではなく「今までの自分に足りなかったのは?」
と内面にもっと目を向けたら、文章が柔らかくなって
もっと共感を得た結果、しょうがいを持つ人たちの理解に
つながるような気がします。
今はまだ方向性が間違っている気がする。
けれど一日一日を大切に生きている姿は応援したくなる。
病院編から自立編とでも言いましょうか。
車椅子は自分で勝手に購入できないのですね。
(補助金の絡みがあるので)
その「認定」の為に福祉センターに赴くものの
あまりの「ボロ施設」というか「車椅子と必要としている人が来る施設」
にしてはあまりのお粗末ぶりゆえに(しかも花の東京…)
また「実走試験」って…しかも炎天下。
全然病状を理解したとは思えない、通り一遍の試験内容に
本当に「切り捨てる」為にやっているんだな、と。
表面上だけの「福祉」の実態。
もし自分が明日にでも車いすが必要な状況になったら…滝汗
と思わずにはいられませんでした。
ただ「自立」のきっかけになった「彼氏」の描写、
あの部分必要だったのかな?
この本を「彼氏」が読んだら傷つかない????
そう言った意味でも難病を発症する前からビミョーに
「空気が読めない人」だった著者の「人となり」が
この文章を通して感じられるので「この人、嫌い」と
感じる人が多いと思う。
何だろう毒で表現すると「変わった人はやっぱり変わった病気を
発症する。それって当然だよね」と。
本来病気って「自分に欠如したものを理解させるためのもの」と
言いう位置付けで考えているのですが、この人はこの病気を
通じて「感謝」をもっと感じるべきでは?
「難病者でも何かできるか発信したい!!!!!」と意識を
常に外に向けるのではなく「今までの自分に足りなかったのは?」
と内面にもっと目を向けたら、文章が柔らかくなって
もっと共感を得た結果、しょうがいを持つ人たちの理解に
つながるような気がします。
今はまだ方向性が間違っている気がする。
けれど一日一日を大切に生きている姿は応援したくなる。
大人の女におやつはいらない 若林理砂著
2017年1月24日 読書
これも「また」インパクトのある題名で購入者を「騙す」傾向にある一冊。
私はむしろ副題の「上質な人生を送るための5つの習慣」と言う
文字に魅かれて借りてしまったのですが…
5つの習慣と言うのは
4まではできているとして、5は…滝汗
「生き方」論ではなく「食べたもので体はできている」系の本です。
まあ、日ごろ「習慣」として無意識に口に入れているその
「食習慣」を止めれば人生もっといいものになる、といったところ。
東洋医学系の本を読んだことのある人にはあまり目新しいことは
書いてないと思う。
あとは「無意識」を意識して「止める」精神論系の本と。
そして日頃「無意識」にガセネタにさらされ、
それが真実だと思い込んでいる毎日を送るのも要注意。
特にp160に書かれている
…騙されました…くそ~~
やっぱり一つの情報だけを信じるのはミスにつながる好例。
特に書いた人が「売るため」に事実無根を華々しく装飾して
「いかにも真実!!」なんて売り込んで、メディアまで巻き込んで
嘘を浸透させているなんて日常茶飯事なんですね。
自分の五感を信じて生きていくためにも、要らない「習慣」は
さっさと止めてしまいましょう!!
って、ことで。
何人これを読んで「騙された…」と感じましたか?
私はむしろ副題の「上質な人生を送るための5つの習慣」と言う
文字に魅かれて借りてしまったのですが…
5つの習慣と言うのは
1、夜12時前には寝る
2、三食、野菜、タンパク質(肉・魚)、炭水化物(ご飯・パン・麺)
のバランスを考えて食べる。
3、一日20分以上、歩く
4、シャワーで済ませず、毎晩バスタブに浸かる
5、おやつは食べない。
食べるなら月に一度とっておきを。
4まではできているとして、5は…滝汗
「生き方」論ではなく「食べたもので体はできている」系の本です。
まあ、日ごろ「習慣」として無意識に口に入れているその
「食習慣」を止めれば人生もっといいものになる、といったところ。
東洋医学系の本を読んだことのある人にはあまり目新しいことは
書いてないと思う。
あとは「無意識」を意識して「止める」精神論系の本と。
そして日頃「無意識」にガセネタにさらされ、
それが真実だと思い込んでいる毎日を送るのも要注意。
特にp160に書かれている
『水は答えを知っている』と言う本が一時ブームになりました。
これは、水がさまざまな事を記憶するという触れ込みの書籍で
「ありがとう」など綺麗な言葉をかけると水がきれいな結晶に
なって凍り、汚い言葉をかけるときれいな結晶ができない…
という内容でした。
実は、私はこの書籍を作った現場に居合わせたかたを存じ上げています。
何千枚も撮った写真の中からきれいな結晶ができたものを選び出し、
それに「ありがとうと言う声をかけたもの」と言うキャプションを
付けただけなのだそうです。
そう、実際にはありがとうと声をかけても、
美しい結晶なんてちっともできなかったそうです。
ありていに言えば、ねつ造です。
…騙されました…くそ~~
やっぱり一つの情報だけを信じるのはミスにつながる好例。
特に書いた人が「売るため」に事実無根を華々しく装飾して
「いかにも真実!!」なんて売り込んで、メディアまで巻き込んで
嘘を浸透させているなんて日常茶飯事なんですね。
自分の五感を信じて生きていくためにも、要らない「習慣」は
さっさと止めてしまいましょう!!
って、ことで。
大好きな人と世界一幸せな恋愛をする! 北川涼子著
2017年1月23日 読書
まあ、いかにも人生モテなさ過ぎて底辺をさまよっている
女の気を惹きそうな一種詐欺レベルの題名を付けた本ですね。(呆)
著者の主張は二つ。
ですが、冒頭だけで「あ、ヨシカワナミさんのコピペ…」と。
2003年前後に一世風靡したヨシカワさん。
彼女の本を読んだことのある人間にしたら何の新鮮さも無く。
ヨシカワさん自体も「マーフィ」を参考にして実行して、
成功したその過程を書いているのでこれもまたコピペと言えば
コピペなんですけどねえ…
ただ、2003年当時小学生やそれ以下の年齢だった人が
成人してこの本を手に取ったら「良かった」とか「参考になった」
と言う感想を持つのだと思います。
頑張って「大好きな人」と「恋愛」してください。
くれぐれも不倫で自分の若さや人生を棒に振ることなく。
女の気を惹きそうな一種詐欺レベルの題名を付けた本ですね。(呆)
著者の主張は二つ。
1、自分の感情を丁寧にあつかう
2、ご機嫌な私でいる
ですが、冒頭だけで「あ、ヨシカワナミさんのコピペ…」と。
2003年前後に一世風靡したヨシカワさん。
彼女の本を読んだことのある人間にしたら何の新鮮さも無く。
ヨシカワさん自体も「マーフィ」を参考にして実行して、
成功したその過程を書いているのでこれもまたコピペと言えば
コピペなんですけどねえ…
ただ、2003年当時小学生やそれ以下の年齢だった人が
成人してこの本を手に取ったら「良かった」とか「参考になった」
と言う感想を持つのだと思います。
頑張って「大好きな人」と「恋愛」してください。
くれぐれも不倫で自分の若さや人生を棒に振ることなく。
一生使えるファッションノート 槇村さとる著
2017年1月22日 読書
「ファッション」について参考を得ようとする場合、
ただコーディネートの組み合わせ本=
スタイリストの趣味の押し付けになりがち
よりも書いている人の「本音」というか
「生き方」が書いてある方が為になります。
特に自分の年齢より+10歳まで位が一番フィットします。
それ以上の年齢になると「ピン!」と心に響きません。
まして年下のモデル上がりのスタイリストの書いた本なんてク…(以下自粛)
本書で取り上げられている大半はハイブランドが多いのは事実。
若い頃から現在まで第一線で活躍されて収入がたくさんあるから
こそこれだけ衣料品にお金をかけられるのだと思います。
けれどちょこちょユニク×も取り上げられているので、
「あくまでもファッションはこういう方がいい」と参考にする
程度でいいのでは?
と言うより「辛口」に感じるのは普段自分がしているスタイルを
「大人ではやめた方が無難な服装」と真実を告げられてそのことに
気が付いていなかったことを恥る心理から反抗心が芽生えるのでは?
ただやっぱり年齢と共に服の生地に頼らなければならないことに
気が付いているもののそれに見合う収入が無いのも事実。
槇村さんもあれこれ壁に突き当たってのファッションの試行錯誤が
表れているのが「はじめに」に書かれてます。
ただコーディネートの組み合わせ本=
スタイリストの趣味の押し付けになりがち
よりも書いている人の「本音」というか
「生き方」が書いてある方が為になります。
特に自分の年齢より+10歳まで位が一番フィットします。
それ以上の年齢になると「ピン!」と心に響きません。
まして年下のモデル上がりのスタイリストの書いた本なんてク…(以下自粛)
本書で取り上げられている大半はハイブランドが多いのは事実。
若い頃から現在まで第一線で活躍されて収入がたくさんあるから
こそこれだけ衣料品にお金をかけられるのだと思います。
けれどちょこちょユニク×も取り上げられているので、
「あくまでもファッションはこういう方がいい」と参考にする
程度でいいのでは?
と言うより「辛口」に感じるのは普段自分がしているスタイルを
「大人ではやめた方が無難な服装」と真実を告げられてそのことに
気が付いていなかったことを恥る心理から反抗心が芽生えるのでは?
ただやっぱり年齢と共に服の生地に頼らなければならないことに
気が付いているもののそれに見合う収入が無いのも事実。
槇村さんもあれこれ壁に突き当たってのファッションの試行錯誤が
表れているのが「はじめに」に書かれてます。
クローゼットのポールにかかっているすべての服をベッドの
上にバサーっと広げ、さあファッション祭りの始まりです。
(中略)
ところが盛り上がる気持ちとは裏腹に、鏡は正直な姿を映しだします。
サイズ感がビミョー
ラインがビミョー
素材がビミョー
ビミョーな服が出てくるんですね。
あんなに似合っていたのに?なんで?
結局処分する服を選りすぐって、祭りは「整理」となり替わり、
終了です。丸一日がかりの大仕事。
(中略)
小さい時からこんなことをずっとずっとやり続けて、
もう56歳ですよ?
そうしてたどり着いた結論は、
「服に正解は無い!」と言う身も蓋も無い事実です。
身体は変化する、心も変わる。
流行もうつろう。ベーシックな服でさえ、今と昔がある。
服は旬の物。着るということは、常に途上。
だからこそ、自分の表現になりえるってことなのです。
グランマ!もっと身体美人―グランマ!式ビューティー講座 赤星たみこ著
2017年1月21日 読書
表紙からイメージしにくいですが赤星さんのコミックエッセイというより
コミックスでした。
掲載されたのが1999年から20003年と古いので
「ガングロ」メイクなどが出てきて時代を感じさせます。
また、今では「常識」になっている情報が「どう?すごい?」的な
表現になっているのでこれもまた時代の流れかと。
「雪子」の絵が各章で全て違うのはどうにかならなかったのでしょうか?
コミックスでした。
掲載されたのが1999年から20003年と古いので
「ガングロ」メイクなどが出てきて時代を感じさせます。
また、今では「常識」になっている情報が「どう?すごい?」的な
表現になっているのでこれもまた時代の流れかと。
「雪子」の絵が各章で全て違うのはどうにかならなかったのでしょうか?
子どもたちは夜と遊ぶ (下) 辻村深月著
2017年1月11日 読書
登場人物に双子が出てきて、幼少時代が幸せでない場合
この手の展開になることは「お約束」的だけに
トリック(?)的には目新しさは無く。
ただ、ここに結末を持ってくるとしたら上巻の存在って…
やけに無駄にダラダラと引っ張られた感がするのですが…
この手の展開になることは「お約束」的だけに
トリック(?)的には目新しさは無く。
ただ、ここに結末を持ってくるとしたら上巻の存在って…
やけに無駄にダラダラと引っ張られた感がするのですが…
子どもたちは夜と遊ぶ (上) 辻村深月著
2017年1月11日 読書
まだ上巻かよ…ってぐらい気が滅入る進展度。
どこまで伏線を狙っているのか不明なぐらい
下手したら全部ただのなんでもない会話だったら許さん!
ってぐらい「日常会話がだらだら」と。
日常会話とか人間の関係って、はたから見るとこんなに
内容の無いくだらない物で形成されているのか…と。
中々物事が動き出さず、内面描写と言うか外堀から
攻めているので何度も寝そうになった。
早く下巻を読み終えて解放されたい。
どこまで伏線を狙っているのか不明なぐらい
下手したら全部ただのなんでもない会話だったら許さん!
ってぐらい「日常会話がだらだら」と。
日常会話とか人間の関係って、はたから見るとこんなに
内容の無いくだらない物で形成されているのか…と。
中々物事が動き出さず、内面描写と言うか外堀から
攻めているので何度も寝そうになった。
早く下巻を読み終えて解放されたい。
うどんの時間 山下貴光著
2017年1月10日 読書
「さんぽナビ」「夏祭りとマスクマン」「うどんの時間」を収録。
「ロックスターになってやる!」と故郷のうどん屋を飛び出した主人公。
よくある話で鳴かず飛ばずどころかバンド解散の憂き目…
飛び出して10年。弟の不慮の死で故郷に戻り、
うどん屋を継ぐことを決心…と書くとよくある話だけど
成長ストーリーじゃないよなあ…これ。
28歳の設定の割に、なぜか40代ぐらいのおっさんの話の様に感じる。
実は「変わり者」の弟が一番よく世間を見ていたというか。
一作目の「さんぽナビ」はそんな弟の優しさがいっぱいで
「ああ、死んじゃったんだなあ…」と泣けなかった兄貴に
涙を流すきっかけを与えたというか。
ゆる~い話。
「ロックスターになってやる!」と故郷のうどん屋を飛び出した主人公。
よくある話で鳴かず飛ばずどころかバンド解散の憂き目…
飛び出して10年。弟の不慮の死で故郷に戻り、
うどん屋を継ぐことを決心…と書くとよくある話だけど
成長ストーリーじゃないよなあ…これ。
28歳の設定の割に、なぜか40代ぐらいのおっさんの話の様に感じる。
実は「変わり者」の弟が一番よく世間を見ていたというか。
一作目の「さんぽナビ」はそんな弟の優しさがいっぱいで
「ああ、死んじゃったんだなあ…」と泣けなかった兄貴に
涙を流すきっかけを与えたというか。
ゆる~い話。
仮面同窓会 雫井脩介著
2017年1月2日 読書
後味が非常に悪い作品。
読者をミスリードに誘おうと一応は体裁をとっているものの
全く意味が無いというか…
一応ミステリーですか?これ??
だとしたら、細かいことを書けないのでこんな尻切れトンボな
感想しか書けないのですが。
と言うよりも「は?これで終わり??」って感じ過ぎて
まともな感想を書くにはかなりの努力を要します。
失敗作ですか?ラノベ以下の一般図書。
ところでお正月と言うことで「プチ同窓会」をされている方もいらっしゃると
思いますが、本書の様に「友達」だと思っていたのは「自分だけ…」と言う
残酷な現実を知るという機会かもしれませんね。毒
ふと思ったのは「年賀状」。
「もう会うことも無いなあ…」と思いつつも出している人もいると思います。
その一方で「これ、出さなくなったら他の人間とも切れちゃうよなあ…」と言う
恐怖感から出している人もいるのでは?
退職したら賀状の枚数がガクンと減って、かなりショックを受ける男性も
いらっしゃるそうなので、むしろ生活の変化と共に賀状の枚数も変動している
女性の方が耐性ができているのかもしれません。
いや~それにしても私の賀状、減ったわ~~~~~~~~~~~
読者をミスリードに誘おうと一応は体裁をとっているものの
全く意味が無いというか…
一応ミステリーですか?これ??
だとしたら、細かいことを書けないのでこんな尻切れトンボな
感想しか書けないのですが。
と言うよりも「は?これで終わり??」って感じ過ぎて
まともな感想を書くにはかなりの努力を要します。
失敗作ですか?ラノベ以下の一般図書。
ところでお正月と言うことで「プチ同窓会」をされている方もいらっしゃると
思いますが、本書の様に「友達」だと思っていたのは「自分だけ…」と言う
残酷な現実を知るという機会かもしれませんね。毒
ふと思ったのは「年賀状」。
「もう会うことも無いなあ…」と思いつつも出している人もいると思います。
その一方で「これ、出さなくなったら他の人間とも切れちゃうよなあ…」と言う
恐怖感から出している人もいるのでは?
退職したら賀状の枚数がガクンと減って、かなりショックを受ける男性も
いらっしゃるそうなので、むしろ生活の変化と共に賀状の枚数も変動している
女性の方が耐性ができているのかもしれません。
いや~それにしても私の賀状、減ったわ~~~~~~~~~~~
転校生は、ハリウッドスター
2016年12月31日 読書
も~おだめえ~~
我慢できなあああい~この一昔の「花井愛子」の少女小説みたいな
訳文があ、もお、あたし、ちょー我慢できなあああいい。
…
…
…
こんな感じ。
4歳から子役をしているハリウッド女優(16歳)の主人公は
気分転換、休息の為に「普通の高校生になってみたい」と
変装して学校に潜り込み、スクールライフを楽しむ…
そんな展開ですが、どうしてもこの訳で読むと疲れる…
ハッキリ言って「アホの子」「常識の無い子」としか映らない。
実際、子役をやって成長すると大人としか接していないから
「一般常識に欠ける」のは現実の事らしいけど。
(しかも子役で売れっ子になると、ちやほやが当たり前になって
しまうらしい…で、廃人になる)
どうしてテレビの売れっ子女優がただのちょっとかっこいい
一般の男子生徒にドキドキするんだ?
ありえんだろう!と低知能のアホの子(イメージ:西野カ×)に
付きあうのは疲れたので途中放棄。
全然クールさが感じられず、痛すぎるんですけどこの主人公。
中学生の設定ならまだ読めたのかもしれない。
これで今年のブログは終了!
我慢できなあああい~この一昔の「花井愛子」の少女小説みたいな
訳文があ、もお、あたし、ちょー我慢できなあああいい。
…
…
…
こんな感じ。
4歳から子役をしているハリウッド女優(16歳)の主人公は
気分転換、休息の為に「普通の高校生になってみたい」と
変装して学校に潜り込み、スクールライフを楽しむ…
そんな展開ですが、どうしてもこの訳で読むと疲れる…
ハッキリ言って「アホの子」「常識の無い子」としか映らない。
実際、子役をやって成長すると大人としか接していないから
「一般常識に欠ける」のは現実の事らしいけど。
(しかも子役で売れっ子になると、ちやほやが当たり前になって
しまうらしい…
どうしてテレビの売れっ子女優がただのちょっとかっこいい
一般の男子生徒にドキドキするんだ?
ありえんだろう!と低知能のアホの子(イメージ:西野カ×)に
付きあうのは疲れたので途中放棄。
全然クールさが感じられず、痛すぎるんですけどこの主人公。
中学生の設定ならまだ読めたのかもしれない。
これで今年のブログは終了!
福田栄華 大人のプチプラ着こなし帖 福田栄華著
2016年12月28日 読書
中古本屋で珍しく購入。
ただ、題名の「大人」の概念は不明ですが。
掲載されている服を見る限り30~40ぐらいまで??
かわいいが好きな私ですら「う~~ん、ちょっと無理」って思う感じの
「かわいい」コーデも。
いや、その羞恥心を乗り越えてここに載っているコーデに挑戦したら
「大人」になれるのかもしれない!!
そうだ!そうに違いない!!!(違)
とまあ自虐を置いておいて、プチプラと書いてますが
しょっぱなに「ファーストール 6万円 ジバンシイ」と言う素敵な
文字が掲載されており「ALL貧乏」「ALL プチプラ」商品だけが
掲載されているわけではありません。
と言うことは「大人」は高いと安いをうまく違和感なく組み合わせることがキモ!!ってことで。
で、コーデ見ながら思ったのはもしかして「大人のキモは靴?」と。
服は掲載されているような組み合わせに挑戦したとして、
現実の大人は「歩くの疲れるのよね…」とついついローヒール、
下手したらスニーカーorムートンブーツ(もどき)を履いてしまいがち。
そこが一気に「色気」とか「品」みたいなものを失くす原因では?
ぺったんこ靴に「女」を感じますか?
まあ、服がフェミニンで靴だけ「おじ靴」で外すという甘辛ミックスも存在するけれど。
一般の大人の女性はそこまで考えずに「ま、いつもの靴でいっか~」に成りがちでは?
そこで思ったのは「先に靴を決めて、後から服やその他をコーディネートする」
ときちんとした品のある服装ができあがって行くのでは??????
まあ、それは冒険としても「ヒールのある靴」がたとえ服がプチプラであっても
「お高く」見せる小道具としては最適な気がした。
安い靴を何十足買うよりも、一足足にぴったりとした靴を買うのが「大人」
だと思う。
ただ、題名の「大人」の概念は不明ですが。
掲載されている服を見る限り30~40ぐらいまで??
かわいいが好きな私ですら「う~~ん、ちょっと無理」って思う感じの
「かわいい」コーデも。
いや、その羞恥心を乗り越えてここに載っているコーデに挑戦したら
「大人」になれるのかもしれない!!
そうだ!そうに違いない!!!(違)
とまあ自虐を置いておいて、プチプラと書いてますが
しょっぱなに「ファーストール 6万円 ジバンシイ」と言う素敵な
文字が掲載されており
掲載されているわけではありません。
と言うことは「大人」は高いと安いをうまく違和感なく組み合わせることがキモ!!ってことで。
で、コーデ見ながら思ったのはもしかして「大人のキモは靴?」と。
服は掲載されているような組み合わせに挑戦したとして、
現実の大人は「歩くの疲れるのよね…」とついついローヒール、
下手したらスニーカーorムートンブーツ(もどき)を履いてしまいがち。
そこが一気に「色気」とか「品」みたいなものを失くす原因では?
ぺったんこ靴に「女」を感じますか?
まあ、服がフェミニンで靴だけ「おじ靴」で外すという甘辛ミックスも存在するけれど。
一般の大人の女性はそこまで考えずに「ま、いつもの靴でいっか~」に成りがちでは?
そこで思ったのは「先に靴を決めて、後から服やその他をコーディネートする」
ときちんとした品のある服装ができあがって行くのでは??????
まあ、それは冒険としても「ヒールのある靴」がたとえ服がプチプラであっても
「お高く」見せる小道具としては最適な気がした。
安い靴を何十足買うよりも、一足足にぴったりとした靴を買うのが「大人」
だと思う。
逆回りのお散歩 三崎亜記著
2016年12月26日 読書 コメント (7)
「お散歩」と言う語感と「亜記」と言う名前からのんびりした
「お話」かと思っていたら薄気味悪い話で男性が書いたものだったという…
A市とC町の合併の裏に隠された「真実!」みたいな感じで
一種サスペンスのようなブキミさを持ちつつ話が進行。
ネットを使ったデモのあおりと、現実味溢れる設定で「さて真実はいかに!」的に
進みつつも「裏」というか「誰を信じたらいいのか」と疑心暗鬼に陥らせる。
ラスト、主人公が持っていたものが「kusunoki18」と名づけたものは
現実の「sengoku38」のオマージュだと思う。
二編目の「戦争研修」は「となり町戦争」のスピンオフらしく未読に人間には
書いていることがちっともさっぱり。
「???????????????????????????????」
で読み終わる。と言うか、もう飛ばし読みの斜め読みの速読。
自己満足?まあ、なんとなく言いたいことはわかるんだけどね。
具体的な文章として表現するのではなく、感じ取れみたいな。
ただ、情報操作されているかわいそうな国民、と言う自覚は十分持っている。
表に表れていることが
「全て真実である」なんて寝ぼけたこと、子どもじゃあるまいし。
ただ「平和ボケ」(するように、洗脳されている)した国民には
「そんなことない!!」となっちゃうんだけどねえ…
全てが真実なら「先物取引」に騙されることも、「特別なあなただけに」的な詐欺に
引っかかる人がいるわけない。
その情報が「本当」か「ガセ」かどうか疑うなんて当たり前の事。
特に事が重要であればあるほど。
ただ、それを吟味する時間も無いまま、法律が勝手に決まってしまうのが
今の日本なんだよね。
「常にその説が本当かどうか疑え。
例え教えてくれる先生(教授)が言ったとしても。」
と言ったのは入学した時に学長から贈られた言葉。
20年以上たっても忘れない。
もっと言えばこんな何気ないブログであっても、
書いてあること自体が全て「真実ではない」
と言う気持ちを持って読む習慣を身につけるべきだと思う。
悪意を持って「嘘」を仕込んだ「もっともらしい嘘」がいつの間にか
「完全な真実」になって独り歩きしていることが当たり前なのだから。
読んで「ま。ネットの事だから…」と一歩も二歩も引いて情報収集する癖を
付けてほしいと思う。特にスマホを手放せない人は。
顔を上げようよ。今日の空は何色?答えられる?
「お話」かと思っていたら薄気味悪い話で男性が書いたものだったという…
A市とC町の合併の裏に隠された「真実!」みたいな感じで
一種サスペンスのようなブキミさを持ちつつ話が進行。
ネットを使ったデモのあおりと、現実味溢れる設定で「さて真実はいかに!」的に
進みつつも「裏」というか「誰を信じたらいいのか」と疑心暗鬼に陥らせる。
ラスト、主人公が持っていたものが「kusunoki18」と名づけたものは
現実の「sengoku38」のオマージュだと思う。
二編目の「戦争研修」は「となり町戦争」のスピンオフらしく未読に人間には
書いていることがちっともさっぱり。
「???????????????????????????????」
で読み終わる。と言うか、もう飛ばし読みの斜め読みの速読。
自己満足?まあ、なんとなく言いたいことはわかるんだけどね。
具体的な文章として表現するのではなく、感じ取れみたいな。
ただ、情報操作されているかわいそうな国民、と言う自覚は十分持っている。
表に表れていることが
「全て真実である」なんて寝ぼけたこと、子どもじゃあるまいし。
ただ「平和ボケ」(するように、洗脳されている)した国民には
「そんなことない!!」となっちゃうんだけどねえ…
全てが真実なら「先物取引」に騙されることも、「特別なあなただけに」的な詐欺に
引っかかる人がいるわけない。
その情報が「本当」か「ガセ」かどうか疑うなんて当たり前の事。
特に事が重要であればあるほど。
ただ、それを吟味する時間も無いまま、法律が勝手に決まってしまうのが
今の日本なんだよね。
「常にその説が本当かどうか疑え。
例え教えてくれる先生(教授)が言ったとしても。」
と言ったのは入学した時に学長から贈られた言葉。
20年以上たっても忘れない。
もっと言えばこんな何気ないブログであっても、
書いてあること自体が全て「真実ではない」
と言う気持ちを持って読む習慣を身につけるべきだと思う。
悪意を持って「嘘」を仕込んだ「もっともらしい嘘」がいつの間にか
「完全な真実」になって独り歩きしていることが当たり前なのだから。
読んで「ま。ネットの事だから…」と一歩も二歩も引いて情報収集する癖を
付けてほしいと思う。特にスマホを手放せない人は。
顔を上げようよ。今日の空は何色?答えられる?
純愛モラトリアム 椰月美智子著
2016年12月24日 読書
短編のオムニバス。
読みやすいが、ただそれだけ。
閉じたら一瞬で内容を忘れる。
むしろ皮肉なことにラストの一篇が毒がありすぎて芸能界を
干されてしがないタウン雑誌の編集者にならざるを得ない女を
書いているだけに「その他大勢にうずもれたくなかったら
毒(個性)をもっと持たなきゃ、生き残れない」と作者に言いたい。
読みやすいが、ただそれだけ。
閉じたら一瞬で内容を忘れる。
むしろ皮肉なことにラストの一篇が毒がありすぎて芸能界を
干されてしがないタウン雑誌の編集者にならざるを得ない女を
書いているだけに「その他大勢にうずもれたくなかったら
毒(個性)をもっと持たなきゃ、生き残れない」と作者に言いたい。
編集ガール! 五十嵐貴久著
2016年12月23日 読書
ひどすぎるとしか言いようが無かった一冊。
絶対に購入してまで読む価値は無し!お金と時間が無駄過ぎる!
先に読んだ本が「くさいけど、それでも伝えたいことがあるんだ!」と
熱血だった分、こちらのテンションの低さにイライラ!
あら筋としては入社以来、経理畑のみの27歳。
半同棲の男は副編集者をしているが、雑誌の経験は無し。
そんな主人公が適当にもほどがある内容の「企画書」が
通ってしまい「編集長」をすることに。
経理しかしたことないのに…誰か助けて、助けて状態の主人公。
これが前半を占め、めっちゃイライラ。笑
「辞めてまえ!このクソ女!」って感じ。
しかも自分の下に就くことになった彼氏が提案することに
初めはわけがわからず任せるだけだったのが、
ある時から「違う」と初めの案を没らせ、一から仕切り直し…
と後半は「できる編集長」に大変身!
と、お仕事ストーリとしては出尽くしたような展開と
魅力のない主人公といい登場人物に魅力無し!
なんで今頃こんな「出がらし」にもほどがある話を出版するかな?
これだから余計に出版不況になる悪循環を生むだけなのに。
なぜこれが出版許可が下りたのか聞いてみたい。
くそにもほどがある一冊。
絶対に購入してまで読む価値は無し!お金と時間が無駄過ぎる!
先に読んだ本が「くさいけど、それでも伝えたいことがあるんだ!」と
熱血だった分、こちらのテンションの低さにイライラ!
あら筋としては入社以来、経理畑のみの27歳。
半同棲の男は副編集者をしているが、雑誌の経験は無し。
そんな主人公が適当にもほどがある内容の「企画書」が
通ってしまい「編集長」をすることに。
経理しかしたことないのに…誰か助けて、助けて状態の主人公。
これが前半を占め、めっちゃイライラ。笑
「辞めてまえ!このクソ女!」って感じ。
しかも自分の下に就くことになった彼氏が提案することに
初めはわけがわからず任せるだけだったのが、
ある時から「違う」と初めの案を没らせ、一から仕切り直し…
と後半は「できる編集長」に大変身!
と、お仕事ストーリとしては出尽くしたような展開と
魅力のない主人公といい登場人物に魅力無し!
なんで今頃こんな「出がらし」にもほどがある話を出版するかな?
これだから余計に出版不況になる悪循環を生むだけなのに。
なぜこれが出版許可が下りたのか聞いてみたい。
くそにもほどがある一冊。
「また、必ず会おう」と誰もが言った。 喜多川泰著
2016年12月22日 読書
まあ題名からして「くさいな…」と言うか一種の「時代」を感じさせる出来です。
むしろ自分が高校生や20歳前後の時にこの手の本がよくあったような…
とデジャブ的な気持ちになります。
ぶった切ってあらすじを言うとある一定の年齢=40代から若い世代に
人生訓を述べているような内容。
主人公は高2の男子。
ある小さな(?)嘘からネズミーランドに「一人で行く」ことになり不運にも帰りの飛行機を逃した後、ヒッチハイクで大分まで戻る道中で出会う人との「縁」で成長していく…
まあ、くさすぎですね!!笑
う~~ん。確かに言っていることはわかるんだけど。
中高生がこれを読めば少しは目からうろこになる足しにはなるかも。
けれど、作者と同世代ぐらいの自分が読むと…
因みに大学生になってから国内でヒッチハイクをした次男によると
意外と乗せてくれるのはトラックの運ちゃんではなく一般の人だそうで。
画用紙に「~まで」と乗せてくれそうな人に向けて何時間も待つそうです。
「おもろいことしとるな」のノリで乗せてくれるそうです。
親としては後から聞くとドキドキもんですが、それでもまだ善意で乗せてくれる
人が今の日本にもいてくれる、と言うことは本当にうれしいことだなと思います。
次男にとってもこの主人公の様に「出会い」が「成長の元」になってくれることを
心から願います。
そして快く乗せてくださった方々にこの場を借りてお礼を。
本当に息子の冒険に付きあってくださってありがとうございます!!
むしろ自分が高校生や20歳前後の時にこの手の本がよくあったような…
とデジャブ的な気持ちになります。
ぶった切ってあらすじを言うとある一定の年齢=40代から若い世代に
人生訓を述べているような内容。
主人公は高2の男子。
ある小さな(?)嘘からネズミーランドに「一人で行く」ことになり不運にも帰りの飛行機を逃した後、ヒッチハイクで大分まで戻る道中で出会う人との「縁」で成長していく…
まあ、くさすぎですね!!笑
う~~ん。確かに言っていることはわかるんだけど。
中高生がこれを読めば少しは目からうろこになる足しにはなるかも。
けれど、作者と同世代ぐらいの自分が読むと…
因みに大学生になってから国内でヒッチハイクをした次男によると
意外と乗せてくれるのはトラックの運ちゃんではなく一般の人だそうで。
画用紙に「~まで」と乗せてくれそうな人に向けて何時間も待つそうです。
「おもろいことしとるな」のノリで乗せてくれるそうです。
親としては後から聞くとドキドキもんですが、それでもまだ善意で乗せてくれる
人が今の日本にもいてくれる、と言うことは本当にうれしいことだなと思います。
次男にとってもこの主人公の様に「出会い」が「成長の元」になってくれることを
心から願います。
そして快く乗せてくださった方々にこの場を借りてお礼を。
本当に息子の冒険に付きあってくださってありがとうございます!!
選ばれし壊れ屋たち 鹿島田真希著
2016年12月21日 読書キャロリング 有川浩著
2016年12月20日 読書
『明日のこどもたち』で暴力を受けて保護されている子供の存在を
クローズアップしたから今回の話を思いついたんだろうか?
今回の話は「官公庁御用達」の話ではなく、一応「普通」の話。
ただ…
演劇に目覚めたせいか、どこまでも「脚本」というか
映像等にした時の「画」が頭に浮かび過ぎて…
舞台ならああ、こんな風に場面転換とかするよなあ…と言った感じ。
悪くないのに、どこか予定調和で。
スコーンとした突き抜けた感は無くなったのは仕方ないのかなあ…
読む時期としては最適=クリスマス だったんだけど…
クローズアップしたから今回の話を思いついたんだろうか?
今回の話は「官公庁御用達」の話ではなく、一応「普通」の話。
ただ…
演劇に目覚めたせいか、どこまでも「脚本」というか
映像等にした時の「画」が頭に浮かび過ぎて…
舞台ならああ、こんな風に場面転換とかするよなあ…と言った感じ。
悪くないのに、どこか予定調和で。
スコーンとした突き抜けた感は無くなったのは仕方ないのかなあ…
読む時期としては最適=クリスマス だったんだけど…
復活不倫 亀山早苗著
2016年12月19日 読書
実際自分が不倫したいな~と思うような男が身の回りに居ないので
イマイチ読んでいても共感も実感も無く。
むしろ、女が働き始めた20代で30~40の男に良いように
騙されてずるずる関係を持ち、適当に結婚してくれる男を(運よく)
見つけて疎遠になって再会して再び関係を持つようになった…
的な人が多いように思った。
まあ、はたから見たらホント「騙されて」としか言いようが無いんですけど、
本人達にしたら「運命の恋」なんでしょう…
気の毒にというかおめでたいなあ…
男側に責任感とか罪悪感が全く無いというかお気楽さ満点すぎて。
アホかこいつら…としか…
まあせいぜい正妻(or正夫)をに気付かれることなく傷つけることなく
うまく立ち回って欲しいもんです。
まあ、そんな計算ができるくらいなら不倫なんぞ初めっからしないのでしょうが。
イマイチ読んでいても共感も実感も無く。
むしろ、女が働き始めた20代で30~40の男に良いように
騙されてずるずる関係を持ち、適当に結婚してくれる男を
見つけて疎遠になって再会して再び関係を持つようになった…
的な人が多いように思った。
まあ、はたから見たらホント「騙されて」としか言いようが無いんですけど、
本人達にしたら「運命の恋」なんでしょう…
気の毒にというかおめでたいなあ…
男側に責任感とか罪悪感が全く無いというかお気楽さ満点すぎて。
アホかこいつら…としか…
まあせいぜい正妻(or正夫)をに気付かれることなく傷つけることなく
うまく立ち回って欲しいもんです。
まあ、そんな計算ができるくらいなら不倫なんぞ初めっからしないのでしょうが。
私たちは美しさを見つけるために生まれてきた 夏木マリ著
2016年12月19日 読書
驚くほど先に読んだ伊藤緋佐子さんの本と内容が似ている。
特に食生活の「白物は食べない」「オリーブオイルを一滴」
そして「食べ物が自分を創る」と言う考えかた。
60歳=ロクマルと表現し、時には「まあ、おばあちゃんなんだけどね」とあっけらかんと言ってしまうその潔さ!
化粧でひたすらに実年齢を隠して隠して隠しまくる人よりも
「もう時間が無いからね。無駄なことはしたくないし後悔したくない」と
物も人間もバッサリ。
それでいいと思う。こうやって少し年齢が上のお姉さんのアドバイスは本当に
ありがたい。
同じ年の女の人と何時間つるんでも得られるものは本当に少ないから。
先を見ている人と付き合うのは本当に幸せな事。
特に食生活の「白物は食べない」「オリーブオイルを一滴」
そして「食べ物が自分を創る」と言う考えかた。
60歳=ロクマルと表現し、時には「まあ、おばあちゃんなんだけどね」とあっけらかんと言ってしまうその潔さ!
化粧でひたすらに実年齢を隠して隠して隠しまくる人よりも
「もう時間が無いからね。無駄なことはしたくないし後悔したくない」と
物も人間もバッサリ。
それでいいと思う。こうやって少し年齢が上のお姉さんのアドバイスは本当に
ありがたい。
同じ年の女の人と何時間つるんでも得られるものは本当に少ないから。
先を見ている人と付き合うのは本当に幸せな事。