ISBN:4837961177 文庫 江原 啓之 三笠書房 2001/11 ¥560

正直、この作者の風貌と言うか持っている
雰囲気好きではないのですが。
書いてある事はそれなりに納得できるので
ご紹介。

まず、この本の中で「10年後の自分」という
言葉がかなり出てきます。
10年後といえば50歳近い。
子供も社会人になっているだろうし、
毛皮の子供ももう、この世にいないだろうし。
なので、今、ボケらと過ごしていては
ただの汚いおばさんのまま流され行くのは必至。

適職は現実にそれで生活し食べていくことの出来る
仕事。
天職は経済的に成り立たなくても夢として
続けていきたい仕事。
この二つを両立させる方法を考えればいい、とあります。

適職も天職も無いおいら…
流されてきた結果、としか言いようが無いのですが。

このままお気楽なバイト生活で流れるか
一旦収入の道を断ち切ってでも、学校に
行くか。

でもここでもあったように「得た体験はあなただけの
『魂の財産』であり、お金や宝石は他人に盗まれる
事があるが経験と言う魂の財産だけは誰にも盗めない」。

う〜〜〜ん。
誰にも盗まれない物を自分の為に
貯めてみようか、と思いました。


この本の中でも「自分の居場所を幸運が集まる場所に
する方法」として捨てることが書いてあり
旦那に読んで聞かせました。

『「このセーターが一枚無くても、必要な時は
誰かが貸してくれる」と思える人は比較的
簡単に捨てることが出来ます。けれど「貸してくれる
人なんて、そうはいない」と思い込んでいるとなかなか
捨てられません…』

「そんなもん、いつも人に貸してもらえる
なんて、甘えた考え持てるか!」と逆襲されました。

「そうじゃなくて、君にだったら貸してあげるよ、
って言って貰える様に、日ごろからちゃんと人に
接しておけ、ってことだよ!」と反論したけど。

この男が仕事でなかなか上手く行かないのは
人の話を素直に聞かない、強情なところがあるから
ではないか?と思いました。

もう少し素直になって人が「こうしたらどう?」
ってアドバイスすることに「ふ〜〜ん、まあ、
一回やってみるか」ってとりあえず取り入れる
ことも生きていくことには必要かと。
まあ、オイラみたいに流されてばっかりも
問題ですけどね。

この本にも「言霊」が取り上げられていました。
前向きな明るい気持ちが言葉となりさらに
運気をアップするとか。
否定的な言葉を発してしまったら
即座に「あ、今のなし」と言葉を取り下げるだけで
いいのだそう。

明るい声、幸せそうな表情、
前向きな気持ち、第一印象はこの3つで
決まる!


書いてあることを少しづつでいいから
実践して、今より少しでもいい状況に
なったらいいですね。

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