ISBN:4163234306 単行本 藤本 ひとみ 文藝春秋 ¥1,550
いいですわ〜〜実に小気味いい。
「オデパン」とは親のすねかじりのフランス語の略
らしいのだが、その「すね」も小市民のほそ〜〜い
ほそ=====いかじるとなくなるすねでなく
超一流の上流家庭の親のすねだけにスケールが違う。
著者がフランス歴史物に造詣が深いから
もしかしたらヨーロッパの貴族文化ももりこまれて
居るのかもしれないけど。
例えば両開きのドアは「自分で開けず、ドアボーイを
内線で呼んで開けさせる」(両開きのドアを自分で開く
のは使用人だけ。片方の開いたドアを通るのは
その部屋の持ち主より格下の人間のみ)
「車から降りる時は降りたそうなそぶりを見せず
あくまでも運転手等が落ち着いて、開けるまで
座っておく(あせらせて事故ったり、運転手が
怪我をしたら困るから)
あとフランス語だけでなくラテン語、ギリシャ語
での「しりとり」。
冬は寒いからスキーはせず、スキーは夏のスポーツ。7月か8月にスイスやオーストリアで。
冬はハワイかフィジーでサーフィンをする。
って、ほどんど庶民との感覚が全く違う。
オイラは読みながら「スキーはウチのプライベート
マウンテン(?)でしますのよ」って言うんじゃ
ないだろうな、って突っ込みを入れたぐらいだし。
「JJ」や「VERY」の一部読者モデル
よりも更にもっとスケールがでかい人たち
(でも、本人にしたら決められた人生でつまらない。
枠からはみ出せずにもんもんとしている。でも、似たような
境遇だから理解も早い)
庶民から見たら2代目以降ってボンクラにしか
見えないけどもし、これだけ語学や趣味を
当然のように教え込まれているとしたら
つくづく庶民でよござんした、って感じですが。
生まれたときからその階級のマナーが
出来て当然だったら、苦にならないのかもしれないけど。
(皇室のように)
身分相応とはよくいったものだなあ…
いいですわ〜〜実に小気味いい。
「オデパン」とは親のすねかじりのフランス語の略
らしいのだが、その「すね」も小市民のほそ〜〜い
ほそ=====いかじるとなくなるすねでなく
超一流の上流家庭の親のすねだけにスケールが違う。
著者がフランス歴史物に造詣が深いから
もしかしたらヨーロッパの貴族文化ももりこまれて
居るのかもしれないけど。
例えば両開きのドアは「自分で開けず、ドアボーイを
内線で呼んで開けさせる」(両開きのドアを自分で開く
のは使用人だけ。片方の開いたドアを通るのは
その部屋の持ち主より格下の人間のみ)
「車から降りる時は降りたそうなそぶりを見せず
あくまでも運転手等が落ち着いて、開けるまで
座っておく(あせらせて事故ったり、運転手が
怪我をしたら困るから)
あとフランス語だけでなくラテン語、ギリシャ語
での「しりとり」。
冬は寒いからスキーはせず、スキーは夏のスポーツ。7月か8月にスイスやオーストリアで。
冬はハワイかフィジーでサーフィンをする。
って、ほどんど庶民との感覚が全く違う。
オイラは読みながら「スキーはウチのプライベート
マウンテン(?)でしますのよ」って言うんじゃ
ないだろうな、って突っ込みを入れたぐらいだし。
「JJ」や「VERY」の一部読者モデル
よりも更にもっとスケールがでかい人たち
(でも、本人にしたら決められた人生でつまらない。
枠からはみ出せずにもんもんとしている。でも、似たような
境遇だから理解も早い)
庶民から見たら2代目以降ってボンクラにしか
見えないけどもし、これだけ語学や趣味を
当然のように教え込まれているとしたら
つくづく庶民でよござんした、って感じですが。
生まれたときからその階級のマナーが
出来て当然だったら、苦にならないのかもしれないけど。
(皇室のように)
身分相応とはよくいったものだなあ…
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