永遠の途中

2006年11月19日 読書
ISBN:4334923941 単行本 唯川 恵 光文社 ¥1,470

すんませんな〜暇で。
旦那仕事で泊まりやし、長男も合宿でいないし。
次男も遊びに行ったし…で雨も降ってるから
家事放棄で3冊読破しちまって。

唯川さんの本で登場人物が60歳
まで描かれたのは初めて?ではないでしょうか?

OLの過渡期は結構あったけど
さて結婚を選んだ某女Aは今後いかに?で
ストップで仕事も失ったけど前向きに生きる
某女Bもいかに?が今までのパターン。

本書いつものお決まりパターンの
Aは専業主婦に。
Bはキャリアウーマンに、の対比で描かれる。

Aは家族の為に尽くし、暇な時間はカルチャーセンター
食べ歩き、少し子供が大きくなったらパートにと
オイラと同族。
BはAに片思いの男性を横取りされつつも
仕事に打ち込むが、まあ、仕事で色々嫌な
思いもしつつマンション買って、年下君と良い仲に
なり、仕事も悩みながらもまあ、社長になって…と
「働く女の最終的理想」で終焉。

どっちの生き方がいい、なんて結果は出ない。
でも、大なり小なり女の生き方って
どっちかに当てはまる。

そのうち出世競争に敗れた旦那がお荷物に…
ってとこも今の時代どこにでもある話。

昨夜布団の中で旦那とも「長男一人不在なだけで
うちって、静か。彼が20歳の時オイラ、45歳だよ。
そのときパート見つかるかな…??」って話を
しながら寝たけれど。
子供がクラブや学校中心になったら
主婦って時間持て余すのは目に見えてるし。
今の内にやっぱりなにか仕事(長く続けれる)ものを
見つけておかないといかなあ…とあせりつつも
「10万ぐらい稼いだ、言うて疲れた、疲れた
言われるのはかなわない」と旦那に釘刺されている
しなあ…

「すみません、パートに行かせて頂いて」
って卑屈な気持ちで仕事するのも嫌だし。
本編でコンビニ弁当を嫌がる夫にうちの
旦那がオーバーラップしました。

夕食の支度をして男衆が帰ってくるまでの
数時間が長く感じられてビーズする気にも
なったんだけどねえ。

なんかつまらない人生だなあ…

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