お嬢さま練習帳

2007年4月28日 読書
ISBN:4812409691 単行本 鈴木 リサ 竹書房 2002/08 ¥1,365

この年になって「お嬢様」もあったもんじゃ
ないけど、まあ、元お嬢様、現奥様でも
読んでもいいかな、と。

これもアメリカにおけるお嬢様なので
日本における「成り上がり」お嬢様には
該当しない項目が多い。

お嬢様といえば「J○」や「VER○」を
想像してしまうのだが、所詮「付け刃」の
自称お嬢様が「恥も外聞」もなく登場しているのが
分かる。

本当のお嬢様は「露出」しなくても
オーラが違う。
そんな目立ちたがりのお嬢様なんてねえ…

この本に書かれる様に「真のお嬢様」は
結局本人の存在感が違う。
人が黙っていてもその人に惹きつけられる
存在感がある。

一般人になられた「さーや」がスーパーに
買い物に来てもあの独特の雰囲気だったら
店員も多分言葉使いも変わるだけのものがあると思う。

あの容姿だから(失礼)どうってことない
ただの人に見えるのに、あのアルカイックスマイルを
見るたびに「すご〜〜い」と思っていた。

雑誌のまるで制服文化の延長をずるずる引きずったかの
ような「私達の××はこれこれです」みたいな
文章を読むたびに「ば〜〜か」と思ってしまう。

みんな同じブランドを持っていたら安心なんて
「子供」そのものの感覚。
私の感性に合うから「これ」がいい!って
言い切れる「大人」こそが真のお嬢様育ちでは
ないでしょうか?

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