妻はなぜ離婚をしたがるのか―心理学的にみた、熟年離婚が増える本当の理由
2007年4月30日 読書
ISBN:4537253991 新書 富田 たかし 日本文芸社 2006/06 ¥880
どんぴしゃな本を見つけてしまった。
年齢層は「熟年離婚」ということで
自分より上のそうなのだが…
まず日本は「擬似母子関係」を
夫婦で持ってしまうからその均等が
崩れた時に「離婚」というか妻のアイディンテイテイーが
崩れた時に起こり易いとか。
夫はよく言えば「出来の悪い長男」でしか
ないってこと。
「お父さん、子供の勉強見てやって」は
「大学生の長男に中学生の弟の宿題見てやって」と
同異義語らしい。
納得!
で、しょぼくれてパワーの無いオトコに
魅力を感じるわけでもなく、常に色々なことに
興味を持ってフィールドを開拓している
女から見たら「得るものが無い」ということで
放出される。これも納得。
加えて「お父さん、お母さん」と呼ぶ仲に
なったが最後「男女から家族」に関係が
移行するのも当然。
ショックだったのはあの古きよき時代の
日本の象徴である「サザエさん」ですら
お互いを「名前で呼び合っている」!!!
「マスオさん」
「おい、サザエ」と。
つまり名前で呼び合うのは個人であることを
意味し、男女でい続けるひけつでもあるのだとか。
欧米がそうですよね。
今更恥ずかしいなんて言わずに
名前で呼び合う関係に戻せ、
恥ずかしいのは付き合い始めた
初期に戻ることであってよりドキドキするから
いいではないかと、著者は言う。
難しいよね。
一旦家族になってその関係がリセットされて
「ゼロ」になったどころか「マイナス」に
なっているのに初期の初々しさを求められても。
いっそのこと名前でなく苗字で呼んでみようか。
あなたと私は「もう他人ですよ」と。
あなたを監視下に置いていた「お母さん」は
もう存在しないのですよ、と。
どんぴしゃな本を見つけてしまった。
年齢層は「熟年離婚」ということで
自分より上のそうなのだが…
まず日本は「擬似母子関係」を
夫婦で持ってしまうからその均等が
崩れた時に「離婚」というか妻のアイディンテイテイーが
崩れた時に起こり易いとか。
夫はよく言えば「出来の悪い長男」でしか
ないってこと。
「お父さん、子供の勉強見てやって」は
「大学生の長男に中学生の弟の宿題見てやって」と
同異義語らしい。
納得!
で、しょぼくれてパワーの無いオトコに
魅力を感じるわけでもなく、常に色々なことに
興味を持ってフィールドを開拓している
女から見たら「得るものが無い」ということで
放出される。これも納得。
加えて「お父さん、お母さん」と呼ぶ仲に
なったが最後「男女から家族」に関係が
移行するのも当然。
ショックだったのはあの古きよき時代の
日本の象徴である「サザエさん」ですら
お互いを「名前で呼び合っている」!!!
「マスオさん」
「おい、サザエ」と。
つまり名前で呼び合うのは個人であることを
意味し、男女でい続けるひけつでもあるのだとか。
欧米がそうですよね。
今更恥ずかしいなんて言わずに
名前で呼び合う関係に戻せ、
恥ずかしいのは付き合い始めた
初期に戻ることであってよりドキドキするから
いいではないかと、著者は言う。
難しいよね。
一旦家族になってその関係がリセットされて
「ゼロ」になったどころか「マイナス」に
なっているのに初期の初々しさを求められても。
いっそのこと名前でなく苗字で呼んでみようか。
あなたと私は「もう他人ですよ」と。
あなたを監視下に置いていた「お母さん」は
もう存在しないのですよ、と。
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