ISBN:4062693720 単行本 玉越 博幸 講談社 2006/10/11 ¥998

相変わらずの情けなさに読んでいてイライラ…
精神的にひじょ〜〜に悪いシリーズ。
自分の言いたい事も言えず、周りに気を使いすぎる
というか自己主張しないというか。
「M」としか言いようが無い。
サクラが「S」になる気持ちがよくわかる、
というよりも、私ならこんな情け無い、
気の弱い男いくら我儘を許してくれるとはいっても
カレシにするのは嫌だ。

ただウラナリの性格は両親の離婚後
父親に引き取られて二人でそれなりに
気遣って生きてきたから形成されたせいかくなのかも
知れないかと思うと、有る意味で不憫である。

母親は再婚相手の子供を妊娠し、
父親は自分のクラブの顧問とできちゃうし。
ちょっとは子供のこと(精神的な部分)を
もっと考慮してやってもいいのでは?と
同情を寄せる部分も有る。

父親、母親といえども所詮はメスとオスという
のを主張するのはどうかと思う。

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