ISBN:4048736531 単行本 白倉 由美 角川書店 2005/11 ¥1,890

う〜〜ん、不思議な本を借りてしまった。
「シッポがある少女」という設定ですが
なぜ、シッポがあるのかは不明。

現代とシッポの少女について語る(過去)が
行ったり来たりして、段々わからなくなる。
幻想的、とでも言うのでしょうか?

ラストに神戸の「萌葱の館」が舞台となって
でてくるので、元:神戸人としては嬉しい。
(一種のコンプレックスになりつつあるようだ…)

でも、やっぱり「澪」とは何?
なぜ結婚してすぐ離婚に至ったのか
が説明不足で、丁寧な書き込みとは言えない。

全体的に「不思議な」雰囲気がただよっているから
そこまで書き込む必要は無い、といえばそれまでだけど
「ミヤベ」とか書き込む作家に慣れていると
「それ、無理やりじゃね?」と突っ込んでしまいそう。

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