博士の愛した数式 (新潮文庫)
2007年9月3日 読書
ISBN:4101215235 文庫 小川 洋子 新潮社 2005/11/26 ¥460
前回の「海」よりは何とか理解できる内容でした。
とはいえ、やっぱりどこが現実味が無く、ふわふわした
綺麗に表現すれば「幻想的」なんでしょうねえ…
まあ記憶が80分しか持たない博士の家に
家政婦として入った主人公とその息子。
会話が数式や数学的になるとがぜん色彩を
帯びて会話が弾む…
数学や数が嫌いな私には「???」な
ぶぶんもあったけど、主人公に言わせると
「分かり易い教え方」「今までの自分の数学に
対する見識が変わった」という、学校の先生に
居て欲しいような教え方らしい。
で、子供にはかなりの興味を示す博士のレクチャーを
しっかりと受け止め、中学の数学の先生になったという
ルートの存在がいい。
キチンと楽しくまた興味をもたせるように
優しく穏やかに教え、方向付けたら
子供はちゃんと応えて、自分で道を見つける
もんなんだなあ…とおもった次第である。
まあ、今回の作品のように「起承転結」もどきの
結果があればなんとか理解できる作家かも。
「海」のように自分の世界観だけでポンと
提示されてもなんのこちゃ、ついていけねーって
拒否反応を持ちそうな作家さん。
前回の「海」よりは何とか理解できる内容でした。
とはいえ、やっぱりどこが現実味が無く、ふわふわした
綺麗に表現すれば「幻想的」なんでしょうねえ…
まあ記憶が80分しか持たない博士の家に
家政婦として入った主人公とその息子。
会話が数式や数学的になるとがぜん色彩を
帯びて会話が弾む…
数学や数が嫌いな私には「???」な
ぶぶんもあったけど、主人公に言わせると
「分かり易い教え方」「今までの自分の数学に
対する見識が変わった」という、学校の先生に
居て欲しいような教え方らしい。
で、子供にはかなりの興味を示す博士のレクチャーを
しっかりと受け止め、中学の数学の先生になったという
ルートの存在がいい。
キチンと楽しくまた興味をもたせるように
優しく穏やかに教え、方向付けたら
子供はちゃんと応えて、自分で道を見つける
もんなんだなあ…とおもった次第である。
まあ、今回の作品のように「起承転結」もどきの
結果があればなんとか理解できる作家かも。
「海」のように自分の世界観だけでポンと
提示されてもなんのこちゃ、ついていけねーって
拒否反応を持ちそうな作家さん。
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