ISBN:4575235776 単行本 森 浩美 双葉社 2007/04 ¥1,575
この本に
こちらの事情を口にする時
それは身勝手な言い分になってしまうのかもしれない
でも察して欲しい時がある
の一文が冒頭に書いてあった。
繊細な文章で「あ、わかる。わかる。」みたいな
まるで見てきて側にいるかのような機微をついた
内容なので女性作家かと思っていたら男性…
しかも小説を書く前は有名な作詞家。
それはさておき、ものすごく今の自分の状況と
合うものがあり、慰められた感じ。
あとがきにあるように「年齢設定を40.50にした」
と言うこともあり、楽なようで色々な煩わしい事に
日々さらされる年代でもあるのだろうか…
多分この表紙のイラストで表現している
『甘噛み』にも主人公が
「物事に偶然などは無く、何事も必然的と言うことだ…」
と思う箇所や
『晴天の万国旗』では
「もしあの時逃げていたら、私は一体どんな
私になっていただろう?」と言うシーン。
この『晴天…』は読んでいて泣きそうになった。
今、逃げたいから…
逃げたいこと放り出したいことの方が
多いけれど、今の状況は未来に繋がる
必然的なことなので、甘んじるしかないんだろうなあ…
この本に
こちらの事情を口にする時
それは身勝手な言い分になってしまうのかもしれない
でも察して欲しい時がある
の一文が冒頭に書いてあった。
繊細な文章で「あ、わかる。わかる。」みたいな
まるで見てきて側にいるかのような機微をついた
内容なので女性作家かと思っていたら男性…
しかも小説を書く前は有名な作詞家。
それはさておき、ものすごく今の自分の状況と
合うものがあり、慰められた感じ。
あとがきにあるように「年齢設定を40.50にした」
と言うこともあり、楽なようで色々な煩わしい事に
日々さらされる年代でもあるのだろうか…
多分この表紙のイラストで表現している
『甘噛み』にも主人公が
「物事に偶然などは無く、何事も必然的と言うことだ…」
と思う箇所や
『晴天の万国旗』では
「もしあの時逃げていたら、私は一体どんな
私になっていただろう?」と言うシーン。
この『晴天…』は読んでいて泣きそうになった。
今、逃げたいから…
逃げたいこと放り出したいことの方が
多いけれど、今の状況は未来に繋がる
必然的なことなので、甘んじるしかないんだろうなあ…
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