ISBN:4163258205 単行本 藤本 ひとみ 文藝春秋 2007/04 ¥1,550
いつもの「藤本」節というか華麗なる世界は
陰を潜め、ひたすらくら〜〜いイライラする
前半に正直読むの止め様かと思ったほど。
ラストは本領発揮の余韻を持たせていたからほっと
したけどね。
それにしても設定が酷い。
より、際立たせた設定なのか
本当にこんな人間いるのか?と
悩むぐらい。
夫…一流メーカ勤務。縦の物を横にするどころか
全ての雑用を妻に押し付け、子供と接触すらしない。
ひたすら自分中心の「こども」。
妻…市役所勤務だったが姑に子供をとられるのは嫌だ、
と思い退職した途端、姑死亡。さあ、旦那と
新しい「家族」を作っていこうとした矢先に
旦那に「母親」役をすることを求められる。
働いている時の給料は全て姑に預ける事を要求され
渡した挙句、姑名義に貯金され、姑死亡後、
旦那が全て財産贈与を受ける。
子供…「あれは父親じゃない」と言い切るほど
むしろ現状をよくみている。むしろ父親を
そこまで甘やかしたと母親にもいい感情を持っていない。
母親が働きに出始めたのに、平気で「ご飯、まだ?」とか
雑用を一切しない。22歳と18歳の娘だよ!!
とまあ、こんな家族構成。
専業主婦だからってここまで雑用とか家の事を
妻がしなきゃ、いかんのか!!と思った。
だいたい、娘二人に家事&雑用を一切させていない
ってのも、理解不能。
それを強く怒らないというか「仕方ない…」と
諦めている態度が旦那をさらに助長させてるし。
もっと早いうちにきりっとした態度で旦那の態度を
改めさせるべき!とイライラした。
むしろラストで65歳の元官僚(多分金持ち)
あ、主人公は50歳。に「お食事でも…」と
誘われた時相手の態度が大なり小なり元夫と
変わらない、と思ったときに
「申し訳ないけれど…」とはっきり断った
ことがこの人が「離婚を経て、成長した」と
いう証だと思う。
離婚して再婚して離婚を繰り返す人って
やっぱり「なにも得ていない」気がする。
ようは「違う男とエッチしたかった」ぐらいかも。
「飽きたから次の男」それ位の感覚かも。
それにしてもこの本に出てくる
旦那だったら、私だったら1年持たずに
離婚を希望するだろうけど、母親とかが
「それ位我慢しなさい」って押さえつけただろうなあ。
今は離婚に周囲も寛大だから、いいのか悪いのか。
いつもの「藤本」節というか華麗なる世界は
陰を潜め、ひたすらくら〜〜いイライラする
前半に正直読むの止め様かと思ったほど。
ラストは本領発揮の余韻を持たせていたからほっと
したけどね。
それにしても設定が酷い。
より、際立たせた設定なのか
本当にこんな人間いるのか?と
悩むぐらい。
夫…一流メーカ勤務。縦の物を横にするどころか
全ての雑用を妻に押し付け、子供と接触すらしない。
ひたすら自分中心の「こども」。
妻…市役所勤務だったが姑に子供をとられるのは嫌だ、
と思い退職した途端、姑死亡。さあ、旦那と
新しい「家族」を作っていこうとした矢先に
旦那に「母親」役をすることを求められる。
働いている時の給料は全て姑に預ける事を要求され
渡した挙句、姑名義に貯金され、姑死亡後、
旦那が全て財産贈与を受ける。
子供…「あれは父親じゃない」と言い切るほど
むしろ現状をよくみている。むしろ父親を
そこまで甘やかしたと母親にもいい感情を持っていない。
母親が働きに出始めたのに、平気で「ご飯、まだ?」とか
雑用を一切しない。22歳と18歳の娘だよ!!
とまあ、こんな家族構成。
専業主婦だからってここまで雑用とか家の事を
妻がしなきゃ、いかんのか!!と思った。
だいたい、娘二人に家事&雑用を一切させていない
ってのも、理解不能。
それを強く怒らないというか「仕方ない…」と
諦めている態度が旦那をさらに助長させてるし。
もっと早いうちにきりっとした態度で旦那の態度を
改めさせるべき!とイライラした。
むしろラストで65歳の元官僚(多分金持ち)
あ、主人公は50歳。に「お食事でも…」と
誘われた時相手の態度が大なり小なり元夫と
変わらない、と思ったときに
「申し訳ないけれど…」とはっきり断った
ことがこの人が「離婚を経て、成長した」と
いう証だと思う。
離婚して再婚して離婚を繰り返す人って
やっぱり「なにも得ていない」気がする。
ようは「違う男とエッチしたかった」ぐらいかも。
「飽きたから次の男」それ位の感覚かも。
それにしてもこの本に出てくる
旦那だったら、私だったら1年持たずに
離婚を希望するだろうけど、母親とかが
「それ位我慢しなさい」って押さえつけただろうなあ。
今は離婚に周囲も寛大だから、いいのか悪いのか。
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