いま、会いにゆきます
2007年11月1日 読書
ISBN:409386117X 単行本 市川 拓司 小学館 2003/03 ¥1,575
なんつーか、透明感のある文章
もしくは現実感がない文章とでも
言えばいいのでしょうか??
この作者、「恋愛写真」のスグルもそうだし
この本の「巧」にしてもどうしてこう人物設定に
「障害」を持った人を書きたがるのでしょう?
巧の「病気」を前面に押し出すことで
「澪」と別れる理由にしようとしているけど
なんかイマイチ理由としては弱くありませんか?
その症状の例として子供を1人映画館に行かせる
くだりがあるけれど、そこらへんが「もたつき」感を
感じさせる。
シャープな文体ではない。
むしろ「もっさり」とした完成度が低いゆえの
「新鮮さ」を感じるのだが
文中に作者の「知識」をひらけかすかのような
表現が随所に見られ、ちょっとね。
で、作者が45歳なのでその年代だと
それぐらいの本は読んでいても「当然」
かも知れないけど今時の「活字離れ」した世代が
読むことを想定したら、無駄なことではないでしょうか?
エピソードが古い、と言えばいいのかな?
母親世代がはまった韓流というのかな?
純愛系。純粋なほど奥手におずおずと…って感じ。
ゆったりと関係が進むから余計に、段々好きになる
っていう気持ちが高まる結果にはなっているけど。
2時間ほどで読めたけど、印象には残らないタイプ。
むしろ「恋愛写真」のほうが良かった。
なんつーか、透明感のある文章
もしくは現実感がない文章とでも
言えばいいのでしょうか??
この作者、「恋愛写真」のスグルもそうだし
この本の「巧」にしてもどうしてこう人物設定に
「障害」を持った人を書きたがるのでしょう?
巧の「病気」を前面に押し出すことで
「澪」と別れる理由にしようとしているけど
なんかイマイチ理由としては弱くありませんか?
その症状の例として子供を1人映画館に行かせる
くだりがあるけれど、そこらへんが「もたつき」感を
感じさせる。
シャープな文体ではない。
むしろ「もっさり」とした完成度が低いゆえの
「新鮮さ」を感じるのだが
文中に作者の「知識」をひらけかすかのような
表現が随所に見られ、ちょっとね。
で、作者が45歳なのでその年代だと
それぐらいの本は読んでいても「当然」
かも知れないけど今時の「活字離れ」した世代が
読むことを想定したら、無駄なことではないでしょうか?
エピソードが古い、と言えばいいのかな?
母親世代がはまった韓流というのかな?
純愛系。純粋なほど奥手におずおずと…って感じ。
ゆったりと関係が進むから余計に、段々好きになる
っていう気持ちが高まる結果にはなっているけど。
2時間ほどで読めたけど、印象には残らないタイプ。
むしろ「恋愛写真」のほうが良かった。
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