ISBN:4883193764 単行本 佐藤 富雄 スリーエーネットワーク 2006/02 ¥1,260

ぷうが星になる前に借りていた本。
なのでこの題名を見て、次男が
「なにが、笑顔の法則じゃ!!(怒)」と
八つ当たり気味に怒っていた。

これも「医学博士・農学博士」の肩書きが
ついた人が書いた本だけれど、生粋の
医者じゃない分、救われた。

特にぷうを失って突然号泣してしまうという
体験を昨日たっぷりしている時に
読んだので、「涙」の効用を説かれて
誰はばかることなく、涙を流せた。

「無財の七施」として
1.和顔施…朗らかな笑顔
2.慈眼施…優しいまなざし
3.愛語施…慈愛に満ちた言葉
4.身施…自分の体で奉仕すること
5.心施…他人の為に心を配り、
共に喜び、共に悲しむ
6.しょう座施…他人に席を譲ること、心地よい
場を提供すること
7.房舎施…人を迎え、雨露をしのぐ
場所を与えること


これを実生活に当てはめると
笑顔のプレゼント」
「言葉のプレゼント」
のルールと考えたらいい、と。

鏡の法則
1.鏡の法則1…鏡は先に笑わない
2.鏡の法則2…鏡は先に怒らない

当たり前なんだけど、最近本当に
素直に笑ったりしてなかった。
それも自分から笑いかけて挨拶することすらも。
むしろ、人と会うのを避け、目をそらし
誰とも口を利くもんか!と口をぎゅっと
結んでいた。
でないと、いらないことを言うし
聞くことになるから。

でも、ぷうがいなくなったのは
そんな思い上がった私を
罰する為に神様がぷうを連れて行ったのでは
ないか、と思うようになった。

人に感謝することなく、不平不満ばかりを
口にしていたから。
ぷうに「死ね」とか「嫌い!」と言った言葉を
投げつけることはしたことないけど
それ以外の人間(特に子ども会とか近所の
おばはんとか)に対しては「呪詛」に近かった。

そんな暗い感情をぷうが飲み込んで
しまったのではないかと。
悪態をついたところで自分の内臓が痛められる
だけ、とある人に言われたけれど本当にそう。

未熟な私の代わりにぷうはなってくれたのかもしれない。

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