全国ペット霊園ガイド―厳選160件 いつかくる「その日」のために…

ISBN:4900682381 単行本（ソフトカバー） 吉田悦子とペットニューライフ研究会 黙出版 1999/03 ￥1，575

ぷうは「個別火葬」「遺骨返還」の
選択をしました。

不思議なものでぷうがいないゲージを見た
途端ば〜〜っと吹き上げる涙と嗚咽で
目が腫れ上がっていたのですが、
この遺骨をゲージの側に置いた途端
ゲージに目をやっても骨壷が目に入るので
「ああ、ぷうも一緒だね」と落ち着いた気持ちに
なりました。

キリスト教で育ったので
「偶像礼拝はいけない」と言われて育ちましたが
「心のよりどころ」となるこんな「偶像」も
あっていいいのでは？と思った次第です。

悪徳業者だったら下手したら別の動物の
骨を入れて返還するかも知れない。
でも確かめる術もないし、「これがぷうの
骨ですよ」と言われた事によって
気持ちが安らげるのであれば「そんな嘘」も
いい気がする。

この本には色々な業者や葬り方が書いてある。
皆それぞれ、各家庭にあった送り方がある。
遺骨をいつまで家の中に置いておくかは
未知数。
でも、まだ「おはよう、ぷう」と声を
かける対象物があるからその日を一日
スタートできるようになった。

忘れることはないけれど
傷口は少しづつ癒えていく
そんな穏やかな一日。

ごめんねとありがとうが交互に
交差するようになった。