死日記 (小学館文庫)
2007年12月10日 読書
ISBN:4094080937 文庫 桂 望実 小学館 2006/06 ¥580
読後、泣きました…
もう、めっちゃ、悲しくて、悔しくて…
なんで実の母に殺されるのをこの子は
受け入れれたんだろうって…
母の「男」に殺されるぐらいなら
大好きな母に殺される方がマシなんて
中三の子があきらめて、許して、受け入れて…
いくら「小説」とはいえ、許したくないような
舞台設定だった…
今、ここでこの二人の誘いに乗ったら
確実に「殺される」。
分かっていてもそれで母が暴力を受けずに済むのなら
それでいい。
なんていい子なんだろう。
こんないい子を自分の手で葬ろうとする
母親が許せなかった。
でも、現実の世界では自分の欲望だけで
わが子を殺す母親がたくさん居る。
しかもわが子を人間と思わないような
扱いで。
子供が中学生以上になると
むしろ「返り討ち」ではないけれど
子供が親を殺すようになる。
体力に変化がでるから。
そう中三の子がいくら薬を
飲まされてたとはいえ
男だけだったら抵抗できたのに
そのわが子の足を押さえたのは母!
少年の心の中に「あきらめ」があったと
思う。
今日偶然にも長男の机の上に
生徒会の選挙演説の為の原稿用紙が
あったので、私なりに書いてみた。
長男が帰宅後、早速読んだら
「そんなこと、恥ずくて、言えへんわ!!!」
「いやいや、これぐらいインパクトなったら…」
「俺は普通でええねん!」
そのやり取りの横で次男が
「もう!お母さん、かまいすぎ。
ほっとけ、ほっとけ」と。
こんなアホな会話、この少年は
することもなく命を失ったんだな、って。
余計に悲しくなった。
ウチの子供は保険金の為に私が
殺そうとしていることを知ったら
諦めて、受け入れるだろうか?
できることなら「エエ加減に目、覚ませ」
「あの男と別れろ!」と怒鳴りつけて
くれる方が私は救われる気がする。
「せかちゅう」や「今、あい」より
絶対こっちの方が「感動」というより
心に滲みると思うのですが。
読後、泣きました…
もう、めっちゃ、悲しくて、悔しくて…
なんで実の母に殺されるのをこの子は
受け入れれたんだろうって…
母の「男」に殺されるぐらいなら
大好きな母に殺される方がマシなんて
中三の子があきらめて、許して、受け入れて…
いくら「小説」とはいえ、許したくないような
舞台設定だった…
今、ここでこの二人の誘いに乗ったら
確実に「殺される」。
分かっていてもそれで母が暴力を受けずに済むのなら
それでいい。
なんていい子なんだろう。
こんないい子を自分の手で葬ろうとする
母親が許せなかった。
でも、現実の世界では自分の欲望だけで
わが子を殺す母親がたくさん居る。
しかもわが子を人間と思わないような
扱いで。
子供が中学生以上になると
むしろ「返り討ち」ではないけれど
子供が親を殺すようになる。
体力に変化がでるから。
そう中三の子がいくら薬を
飲まされてたとはいえ
男だけだったら抵抗できたのに
そのわが子の足を押さえたのは母!
少年の心の中に「あきらめ」があったと
思う。
今日偶然にも長男の机の上に
生徒会の選挙演説の為の原稿用紙が
あったので、私なりに書いてみた。
長男が帰宅後、早速読んだら
「そんなこと、恥ずくて、言えへんわ!!!」
「いやいや、これぐらいインパクトなったら…」
「俺は普通でええねん!」
そのやり取りの横で次男が
「もう!お母さん、かまいすぎ。
ほっとけ、ほっとけ」と。
こんなアホな会話、この少年は
することもなく命を失ったんだな、って。
余計に悲しくなった。
ウチの子供は保険金の為に私が
殺そうとしていることを知ったら
諦めて、受け入れるだろうか?
できることなら「エエ加減に目、覚ませ」
「あの男と別れろ!」と怒鳴りつけて
くれる方が私は救われる気がする。
「せかちゅう」や「今、あい」より
絶対こっちの方が「感動」というより
心に滲みると思うのですが。
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