プロポーズはいらない
2008年2月7日 読書
ISBN:4120038106 単行本 中村 うさぎ 中央公論新社 2007/02 ¥1,470
評価:4.5
有る意味斬新な分析かもしれない。
ポットペッパ○にエクステやネイルでモデルに
なるようなどの娘も似たような個性の無いタイプの
キラキラピカピカ系の女子を「熱帯魚」=観賞されて
可愛がられる
バリキャりで男より仕事!となりふりかまわずその実
「結婚したいな〜」と思ってしまうタイプを「回遊魚」
と分類。
男に二股(実は三股四股…)掛けられた主人公が
ネイルに行ったりダナキャランのドレスを買ってみたり
と「美しくなろう!」と一念発起したり。
でも、それは回遊魚が熱帯魚を真似ているだけで
自分の分野ではない、って気づいたり。
で、なんやかんやあって
今の自分が「本当の自分」か
「違う自分」なのかまだまだ「答え」は
でないけれど、答えは二つのうちどちらか一つ
ってことはない、って背中を押してもらったきが
する。
評価:4.5
有る意味斬新な分析かもしれない。
ポットペッパ○にエクステやネイルでモデルに
なるような
キラキラピカピカ系の女子を「熱帯魚」=観賞されて
可愛がられる
バリキャりで男より仕事!となりふりかまわずその実
「結婚したいな〜」と思ってしまうタイプを「回遊魚」
と分類。
男に二股(実は三股四股…)掛けられた主人公が
ネイルに行ったりダナキャランのドレスを買ってみたり
と「美しくなろう!」と一念発起したり。
でも、それは回遊魚が熱帯魚を真似ているだけで
自分の分野ではない、って気づいたり。
で、なんやかんやあって
岡田ひとみはその真っ直ぐな瞳で
何かを問いかけるように私を見ていた。
それは勝ち犬が負け犬を見るような目ではなく
もちろんその逆でもなく、ただただ
「女同士」と言う見えない絆を見つめる
信頼と共感のこもった眼差しだった。
あたし達はかつて同じ男を共有しながら
全く違う生き方を選んだ。
「もうひとりの自分」同士なのだ。
熱帯魚族と回遊魚族は対極にいるのでもなければ
天敵同士でもなかった。
「女」という、同じ種族の生き物だったのだ。
今の自分が「本当の自分」か
「違う自分」なのかまだまだ「答え」は
でないけれど、答えは二つのうちどちらか一つ
ってことはない、って背中を押してもらったきが
する。
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