ワインは自分流が楽しい―ソムリエ世界一の原点
2008年2月19日 読書
ISBN:4062564602 文庫 田崎 真也 講談社 2000/09 ¥672
前回500円未満のワインを飲んで「まずい」と
書いたのでどのワインがおいしいのか書いていないかな?
と思い借りてみました。
期待はいい意味で裏切られ、本書によると
「ワインは飲む人の好みで決まる」とのこと。
値段は高ければいいのではなく、あくまでも好み。
年数が経ったワインは葡萄が変化するごとく
かび臭くもなるし、色も沈殿し、コケのような
香りにもなるらしいです。それはもう「味」ではなく
「ワインの歴史」を味わうと言った別の次元を
堪能するとか。奥が深いとはこういうことを指すのね。
で、北と南では葡萄の出来が違うのは分かるとして
同じような畑にあっても側に川が流れていたら
水分に微妙な変化をもたらし違う味になるし
日当たりも当然だし、数メートルの違いで
全く違う味なるらしく「畑の産物」というか
繊細な飲み物なのね…といたく感心いたしました。
また世界のソムリエになった背景は
「エリート」のイメージがあったのに
高校中退して好きな事をぽんと飛び込む
その思い切りの良さと言うかある意味
「運のいい」人だと思いました。
フランス語が喋れなくてもフランスに行き
畑を見る。
地形の特徴がつかめればどんな葡萄ができるかも
想像し易い。
これ、日本人はなかなかしませんよね?
なんでも本や頭だけで理解しようとするし。
「ソムリエになりたければ畑を見てからにしろ」。
味が香りが…と言うだけでなく色の熟成度から
どの地方で香りから年数をあるいは品種をあてると言うことは
コナン君真っ青の「推理」を楽しめそうだなと思いました。
味だけでなく五感の全てを使って銘柄をあてるってのは
楽しそうだなあ。
においに敏感になるように、すれ違う人の香水なり
意識してみようかな。
ただ、加齢臭と防虫剤のにおいだけは勘弁して欲しいけど。
前回500円未満のワインを飲んで「まずい」と
書いたのでどのワインがおいしいのか書いていないかな?
と思い借りてみました。
期待はいい意味で裏切られ、本書によると
「ワインは飲む人の好みで決まる」とのこと。
値段は高ければいいのではなく、あくまでも好み。
年数が経ったワインは葡萄が変化するごとく
かび臭くもなるし、色も沈殿し、コケのような
香りにもなるらしいです。それはもう「味」ではなく
「ワインの歴史」を味わうと言った別の次元を
堪能するとか。奥が深いとはこういうことを指すのね。
で、北と南では葡萄の出来が違うのは分かるとして
同じような畑にあっても側に川が流れていたら
水分に微妙な変化をもたらし違う味になるし
日当たりも当然だし、数メートルの違いで
全く違う味なるらしく「畑の産物」というか
繊細な飲み物なのね…といたく感心いたしました。
また世界のソムリエになった背景は
「エリート」のイメージがあったのに
高校中退して好きな事をぽんと飛び込む
その思い切りの良さと言うかある意味
「運のいい」人だと思いました。
フランス語が喋れなくてもフランスに行き
畑を見る。
地形の特徴がつかめればどんな葡萄ができるかも
想像し易い。
これ、日本人はなかなかしませんよね?
なんでも本や頭だけで理解しようとするし。
「ソムリエになりたければ畑を見てからにしろ」。
味が香りが…と言うだけでなく色の熟成度から
どの地方で香りから年数をあるいは品種をあてると言うことは
コナン君真っ青の「推理」を楽しめそうだなと思いました。
味だけでなく五感の全てを使って銘柄をあてるってのは
楽しそうだなあ。
においに敏感になるように、すれ違う人の香水なり
意識してみようかな。
ただ、加齢臭と防虫剤のにおいだけは勘弁して欲しいけど。
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