ISBN:4537251794 新書 浦安円卓倶楽部 日本文芸社 2003/11 ¥945

初めはノーマルに春休みに「卒業旅行」として
次男と二人でまったりと行くつもりが
「ワシも行く。この日なら2日休める」と
旦那が言い出し、急遽3月上旬に行くことに。
当然夜行バスで安く行きます。

この本、めちゃくちゃ、いいです。
ツボにはまります。文章が!
「毒」がた〜〜〜〜っぷり含んであって
笑える、笑える。
ただの「ガイドブック」とかなり一線をがしております。

根本は朝一にFPを取る為にダッシュする人を
軽蔑した視線で書いてあり、親ばかと言うか
知的レベルの低い人を冷たい目で見ています。

キャストとはショーの出演者なので
レストランのオーダーを受けるのもショー、
ごみを片付けるのもショー、全てがショーだった。
今はそんな無駄はしなくなって、
皆バイトの従業員になりつつある。
その一方でゲスト参加型のショーや
アトラクションがどんどん増加、
キャストがキャストたることを放棄した分(!!)
ゲストをキャスト化する事で補っているような
きがしないでもない。


と、皮肉ったり
ミニ○の家では
しかしこのアトラクション何か気が進まない。
ここではいつ行ってもミニーは留守なのだ。
と言ってもミニーに会えないから
気が進まないと言うのではなく
行けば必ず会えるミッキーの家とは違って
ミニーの留守中に土足で上がりこみ
リビングからキッチンまで覗き回っていると
なんだかストーカーか盗人になったような
罪の意識が芽生えてしまうのだ


など、普通の通り一遍のガイドブックが
絶対に書かない、全く違う視線で書いてあるのが
面白かった。
ちょっとひねくれたマニアックな人には
めちゃ受ける本(私ははまったなあ…)
だと思います。

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