ISBN:4434085581 単行本 たなか ひまわり サイマリンガル 2006/12 ¥1,575

こちらも「幼馴染」&「友達」&「片思い」
をベースにさらに禁じ手の
相手の突然死+死者の甦りと少女マンガ的要素満載!

片思いの描写に対しては文句言いません。
いつも一緒にいたし相談したから今更
相手に「異性として、好き」と言えない。
むしろ相手のことを「好き」とやっと認識した
矢先の交通事故死。

相談相手を失って精神のバランスを崩し
周りの人々の優しさで何とか復帰。
で、「今、会いに行きます」がヒットしたせいか
この手の禁じ手が解禁になったのか
チャットで死者と交流できるという設定。

全体を通してみたら
現実には死者は甦らないし
こうやって死んでまで気にかけてくれるわけない。
現実の旦那ですら、こんな細やかな気配りを求めれない
のだから。
一定の期間後には永遠のさよならを告げるのですが
こうなったらやっぱり現実の世界でも後悔しないように
自分の本当の気持ちに気づいたら「相手に嫌われたら…」
とか「この関係を壊すぐらいなら…」と悩んでないで
どんどん告白しないと後悔するな、って思った次第。

もし相手が死ななくても相手に本命が現れて
そのことを受け入れる方が辛い時もあるし。
なんで、言わなかったんだろう…って。
まあ、言わずに終わる方が「キレイな思い出」には
なりますけどね。

「もし、あの時…」と悩むぐらいなら
どんどん挑戦して玉砕するのも別に
いいんではないでしょうか?
失恋することによって負債を抱え込むのなら
別ですが。

何も失わない若い時に色んな経験をしておきましょう!
と、最近特に思いますね。

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