ポーシャ・ダ・コスタ 光文社 Vコレクション

どちらも同じ著者の「官能小説」。
「好きにして」よりももう少し
「品」があるような気がした。
「誰」が主人公を「その道」に
導こうとするのか…みたいな
ちょっとサスペンスタッチだった。
でも2冊とも「危険な(性の)組織」の
存在を匂わし、お尻をぶたれることに
性的快感を感じるという設定は同じ。

3冊ほど「官能小説」を読んでみて
大体「傾向」がわかった。
このシリーズが「書店でレジに持っていくことに
抵抗を覚えた」ので売れなかったのではなく
やっぱり「内容」に問題があるのでは?
「ハーレークイン」も数冊読んだら
傾向が分かって「離れる」人もいれば
のめり込む人もいるだろうし。
一冊目は結構ドキドキしながら読んだ
(今までに読んだこと無い系統だから)
けど、3冊目になったら深みも無い内容に
流してとりあえず目を通した、って感じだった。
(ので、あっさり2冊も半日で読めたし)

うちの図書館にはこのシリーズはもうなさそうなので
この手を本を読むことはもう無いだろうなあ…

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