新・愛人の掟

2008年5月18日 読書
梅田みか著 角川書店 1200円+税

「愛人」をしている人からの「手紙」を
元に著者が「アドバイス」をしつつ
それが本当の「愛」なのか「遊ばれている」
だけなのかのコメントで構成された本。

手紙を出しているのが20代前半が殆どであるが
なんというか…
男の方は30代後半が多い。
まあ仕事も上手く行きだし、家庭も安定
後はちょっと刺激でも欲しいのか???

ただその関係が「愛」なのか「浮気」なのか
の見極めが著者の感覚によって若干分類が変わる。
関係が「対等」であれば「恋、愛」。
ただの男の我儘、幼稚さであればそれに付き合っている
女も「浮気」でしかない。そんな感じ。

男の言い訳、常套句とか結構決まっていて
なかなか「そういう考え方になるか〜」と
興味深い部分もある。
ただ独身女性が既婚男性と「恋愛」に
陥って恋愛感情を持って付き合っているのは
「愛人」という名称になるのに
既婚女性と独身男性だと「不倫」の一言で
終わってしまうのはなぜ????

不倫とか自分の心を強く律していたら
なかなかその先には進まないと思っているけれど。
相手に「好意」を持つのは仕方ないとして
やっぱり「先がない」関係を持とうとは思わない。
むしろ既に有る「婚姻関係」を「清算」した後に
正式に「お付き合い」できればいいけれど
女が本気で追いかければ男は早々に逃げ出すだろう。
ためしに「私、あなたの事大好きだから旦那とも
別れたから私と結婚して」なんてシャラっと言ったら
その日から連絡が付かなくなるだろうなあ…

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