貸してもらいました。
正真正銘の「猫」が家政婦をしている
というものすごく現実離れした
設定ですが人間にせずに猫にしたから
深みを感じます。
1〜2巻はなぜ猫村さんが家政婦になったのかとか
仕事先の家庭の紹介的でしたが
3巻は結構「深い」モノがありました。

奥様は「整形美女」で毎日メンテナンスをしている
ような人ですが本当はだんなさんのことが「好き」なのに
旦那の方は「スケ子」というあまりにもセンスの無い
ネーミングの女と浮気したりして…

なので旦那はなぜ妻が「きれい」にこだわっているのか
ち〜〜〜〜〜〜〜〜っともわかってなくて。

猫村さんが奥さんに
「旦那さんが奥さんがそばにいてくれたら
安心してほっとするんじゃないかしら」と言うと
奥さんはまんざらでもない様子でちょっと照れている。
で、食事の時奥さんが照れながらそのいきさつを
説明するなり旦那が
「ない!断じてない!」と言い切っちゃうから
これまた奥さんの機嫌がちょ〜〜〜〜〜〜〜悪くなって
イライライライラ…

家政婦同士で夜のお茶をしているときに
猫「好き同士が気持ちが離れるなんて本当に
さみしいわ〜〜」
家政婦A「だったらいいけどさー、気持ちを長続き
させるのはたいへんなのよねー
私だって前のダンナと結婚する時は
ずっと好き同士が続くと思ってたわよお」
「だけどさあ、気づいたらお互いこの世で
一番嫌い同士になっててさー(略)
ほんっとに好き同士だったからさ」
家政婦主任「めいいぱい好きだって気持ちを
ぶつけ合ってそれで一緒になったんだったら
最高じゃないか。
例えおわっちまっても本気の記憶はしっかりと
アンタの栄養になってんのさ」

う〜〜〜〜んもう一度読み返す予定です。

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