「長」に借りました。
いいですね〜漫画の貸し借りができる
職場なんて。

まず1〜5巻を借りまして、
正直もう、大爆笑!!!!!
美大生の生態とうか男子学生の思考
というか行動と言うか…
で、6〜10巻までを借りたのですが
正直5巻までと少し雰囲気が変わったな、
というかマジになりすぎて…

個人的には真山君と山田さんの恋が
ものすごく気になってました。
が、特に8巻目で真山君の恋が実った=
山田さんの失恋となり、号泣。

山田さんの一途な思いが通じず
真山君も分かっているから冷たくできない。
でも、リカさんのことのほうが大事、
その現実に耐えている山田さんと自分が
重なってしまった。

自分の好き、が通じなくてその横で
自分の好きな人が別の人に思いを寄せている
そんな「つらさ」が。
どこかで自分の好きな人が振られるのを待っている
そんな自分の醜さも分かっている。
上手くいかないな、って。
自分が相手を好きになったら自分の思いは
通じるもの、って今までの少女マンガでは
定説だったのに。
少しづつ成長していく物語だから
仕方ないのだけれど。
でも、山田さんには野宮君が現れてくれて
良かったな、って。
真山君に失恋したからはい、次、野宮君って
わけにはいかないし。真山君が好きだったことが
簡単に過去になり嘘になるのがいや、っていう
気持ちもわかるし。
でも、少しづつ、相手のことを好きになっていけたら
それでいい、って思えた。

長男が「少しずつお父さんのことを
好きになってね」と書いてくれたように。

私の問題が落ち着いたのも、
メールで5通に渡り「自分の気持ち」を
書いて送ったから。
口で言うのは恥ずかしいし、読んで分からなかったら
もう、口で何を言っても通じないだろうし、と。

「まるで私のほうが不倫相手のようで
私の片思いで。仮想であってもそのような
文章が書けるのであればどうして現実の
私にしてくれなかったのか。どうして
もっと普通の恋人のようにデートができないのか」と。

ベタな恋愛にあこがれている、それは100歳になっても
女である限り変わらないと。

やっと私の「気持ち」に気づいたようです。
(って、真剣今まで一体どういうつもりで
いたのやら…)

言わなきゃ分からない、伝わらない、理解できない
それは独身の片思いだけでなく
既婚者でも同じ。
薄れていく「相手への思い」を維持していくには
やっぱり自分からどんどんアピールするしか
ないのかもしれない。

特に「興味」が他にもたくさんある男の場合
私の事を「その中のひとつに過ぎない」みたいな
さみしい存在にならない為にも、もっと
アピールして存在を示さないといけないのかもしれない。

結婚しても好きでい続けるって
本当に大変なことだと思う。
でも照れずに「好き、大好き!!!」って
口に出していえる関係でいたいのが
紛れもない私の今の気持ち。

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