紙婚式

2009年2月14日 読書
初めてこの方の本を読みました。
何気な~~い、ほんとどこにでもある
文体(?)で読みやすく内容もかる~~く
書いてあるんですが…
内容、ちょっと怖い。

何気ない日常でどこにでもあるような
場面なのにこんなに「怖い」ことが
転がってるんだなあ…みたいな。

例えばある夫婦。ものすごく女の方は
上手くいっている、って思っていたのに
旦那の方が「キャバで遊んでいる」という
噂を聞きつけてある日から気をつけていて。
で、いつもの通りニコニコと上機嫌そうに
見える旦那に向かって一言
「ねえ、もしかして別れたいとか?」って
何気に聞いたら
これまたいつものように穏やかに
「そうかもしれない」って…

自分の方から見たら「上手く行っている」って
思っていたのに相手のほうは全く違う事を
考えているんだ…
夫婦であっても相手が何を考えているかわからないこと
って多い。そんなことを思い出させた本。

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