名もなき毒

2009年3月20日 読書
ものすごい「毒」に
犯されていた私にとって
胸にすとんと落ちた一冊でした。

「平凡に」「普通に」生きることが
本当に難しい時代になりました。

善良であれ、正直であれ、心穏やかであれ
と昔なら当たり前に口にしていき方の「糧」に
していたことがもう今では「普通」「当たり前」
じゃなくて、あらゆる「毒」におかされた
人間だけがはびこって、生きている気がする。

清らかなもの、穏やかなもの、キレイなもの
本当は「癒し」であるものが「憎悪」の
対象となり攻撃の対象になっているのは
単に金銭だけでなく心そのものがもう
汚染されているからなのでしょう…


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