藤本先生お得意のフランス歴史小説
フランスの闇の歴史に迫る第何弾目??

今回はマリーテレーズ=マリーアントワネットの
娘が主登場人物。
それと助祭司(例によって色男崩れ)

一冊の弁護士が残したノートを元に
そこに「フランス歴史に残してはいけない
事実」=ルイ17世は正当な子供ではない
が書かれているか否か。

別の小説ででも鉄火面を被った
一人が正当な王で…というのもあったような…

数百年前にこれだけ血まみれた歴史、
革命が起こっていたんだなあっと
不思議な感覚。
昨日の英雄は今日の罪人。
誰が正しくて、誰がうそつきで
全く先が読めない。
歴史の生き証人が生き残っていることが
奇跡。
ルイ18世の統治の描写を読んでも
「あらゆる貴族が自分たちの私利私欲に
からめとられているから、抜本的な
財政改革ができない」ってのも
どこかの今の某国と大変似ている。



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