王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて
2009年11月10日 読書
う~~ん、どこまで行っても悲劇の女王。
ただ、ルイ16世がもっと男らしくて政治に前向きだったら、妻に対して内気でなかったら、決断力があったならば、運命を見極める目があったならば、国王としてきちんと教育されていたら、と「もし」が多く出てきて、そのうちの一つでもある人物であったならばここまで悲劇にならなくて済んだのでは?
妻に対して初めから及び腰だっ為に、身も心も満たされないマリーが浪費癖がつき、愛人を持っても「女」として
同情できるのであるが、これは「王妃」としての立場であればやっぱり許されないのだろうか?
また、マリー自身に自分は「フランス王妃」としての自覚が全くなく、むしろ「実家の為に」動くのは軽率。
14歳で嫁いだとしても「フランスの為に」と言い含めておいたならばもう少し違っていただろうに。
多分、マリア・テレジアが「あなたは祖国の為にフランスに嫁ぐのですよ」と暗示をかけたのだろう。
お母さん、あなたのバカ娘にそんなこと吹き込んで嫁がせたらだめでしょうに。
勉強も語学も全く駄目なダンス だけが得意=遊ぶことしか能がない 娘なんだから。
もっと「適正」のある娘を嫁がせたらこんな悲劇は起こらなかったんでは?
読んでいてイラっとするのはマリーの視野の狭さ、ルイの
判断力のなさ。これが国を代表する人間か?って感じ。
嫌なことは明日に回そう、食べるのだけが楽しみ。
終わってるでしょ。
それなのに「王座」にしがみつき「王家」を守ることに
マリーは最後まで固執し、本来自分の国であり祖国である
フランスからあっさり見放されるのをよしとする、ルイ。
こんだけ駄目亭主だと、お気の毒に…としか言いようがない。
日本の代々伝わる商家があほ旦那のせいで没落していくのと何ら変わりない。
女の幸せは「男次第」とはよく言ったもので。
イギリスの王室、日本の皇室と現代まで国民に嫌われずに
存続しているのがウソに思えるぐらい「王家って何?」って考えさせられる。
嫌われずに生きていくって本当に難しく、奇跡なんじゃないかな、と。
ただ、ルイ16世がもっと男らしくて政治に前向きだったら、妻に対して内気でなかったら、決断力があったならば、運命を見極める目があったならば、国王としてきちんと教育されていたら、と「もし」が多く出てきて、そのうちの一つでもある人物であったならばここまで悲劇にならなくて済んだのでは?
妻に対して初めから及び腰だっ為に、身も心も満たされないマリーが浪費癖がつき、愛人を持っても「女」として
同情できるのであるが、これは「王妃」としての立場であればやっぱり許されないのだろうか?
また、マリー自身に自分は「フランス王妃」としての自覚が全くなく、むしろ「実家の為に」動くのは軽率。
14歳で嫁いだとしても「フランスの為に」と言い含めておいたならばもう少し違っていただろうに。
多分、マリア・テレジアが「あなたは祖国の為にフランスに嫁ぐのですよ」と暗示をかけたのだろう。
お母さん、あなたのバカ娘にそんなこと吹き込んで嫁がせたらだめでしょうに。
勉強も語学も全く駄目なダンス だけが得意=遊ぶことしか能がない 娘なんだから。
もっと「適正」のある娘を嫁がせたらこんな悲劇は起こらなかったんでは?
読んでいてイラっとするのはマリーの視野の狭さ、ルイの
判断力のなさ。これが国を代表する人間か?って感じ。
嫌なことは明日に回そう、食べるのだけが楽しみ。
終わってるでしょ。
それなのに「王座」にしがみつき「王家」を守ることに
マリーは最後まで固執し、本来自分の国であり祖国である
フランスからあっさり見放されるのをよしとする、ルイ。
こんだけ駄目亭主だと、お気の毒に…としか言いようがない。
日本の代々伝わる商家があほ旦那のせいで没落していくのと何ら変わりない。
女の幸せは「男次第」とはよく言ったもので。
イギリスの王室、日本の皇室と現代まで国民に嫌われずに
存続しているのがウソに思えるぐらい「王家って何?」って考えさせられる。
嫌われずに生きていくって本当に難しく、奇跡なんじゃないかな、と。
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