ダンナ様はFBI 田中ミエ著
2009年11月13日 読書
たった一回エレベーターの前で「それ以上は行かせない」
「いや、クライアントが待っている」と押し問答しただけの相手の住所、電話番号を調べ上げて果ては2年越しのラブレターで相手の気を引く作戦で嫁をゲットする恐るべしFBI!!!!
FBIダーリンの行動は昔の良き日本人特に「サムライ」を感じさせる。間違っていることはどんどん発言して優先座席に座る若者をしりぞけ、野外のテラス席ではたばこの煙がこちら側に来るので席の交代を交渉をする。一緒にいるとハラハラ、ひやひやもんだけどそこは元FBI、体力も知力もあるからいまどきの若者をぶった切る。
そんなダーリンのFBI時代の知識は「危機管理意識全くゼロ!」の日本人には目からうろこの生き抜き方を教えてくれる。ただ、ここまで細かいと正直疲れるので私には無理なので「うちの旦那はFBIじゃなくてよかった~」と一瞬だけでも自分の旦那がよく見えてしまう本である。
例えば電話に出るときは名のらない。なぜなら相手に「××という人間が住んで居るという情報を与え、性別も判断させ、住所の検討もつく。」という理由から。同様に表札を上げることもよしとしない。理由は
「名字だけにすること。家族の様子が道を歩いている赤の他人に全部わかるような危険なことはしてはならない。」から。
25年以上前にダーリンと出会ったことを著者は書いてくれているが、ダーリンが危惧した問題は現在当たり前のように日本を覆っている。
例えば「若者の薬物汚染」「犯罪モンスターは現れる」など。
また彼のFBIでの活動は普段の生活にも人を見抜くときに大変役立つのである。
ダーリンが著者に下した「ミッション」で「人のタイプを瞬間で見分ける力をつける」トレーニングをさせられる。
カフェで通行人を選別していくというもの。
結果、分類的に
1、話しかけやすい女性…コンサバな服と髪。身だしなみには気をつけているが特徴がなく、上質な服を着ているがトレンドはいまいち逃している。
2、気位が高そうで、話しかけにくい女性…もちろんおしゃれで高そうな服の人。歩く姿にスピード感があって一人か二人でさっさと歩く。細身。トレンド系。
3、気遣いをしそうな気の弱い感じの女性…内股、歩く速度が遅い。服が全体的にフェミニン。髪がストレートで顔を覆いがちな感じの色の白い人。
4、できるキャリアウーマン…細身、足長、大きな上質バック。体に合った服で大股気味にさっさと歩く。顔が小さい(なぜかそう思った)
なぜ、このミッションをしたかと言うと著者がインタビューをするときに座談会などどうすればよりよい情報を引き出せるか、ということに応用できるかをダーリン流にすると
これ、PTAや会社でも会議で使えると思いません?
「人が何人でも集まろうとも最初は、誰もが安心する平均値の真ん中の人を見定めて、その人にまず話を振る。次に話しかけにくい人や、鋭いことを言いそうな人を挟み、最後は気の弱そうな人に安心して話をさせよ、それを質問ごとに、あるいはテーマごとに繰り返せ、と言うのだった。」
まあ、私みたいにしょっぱなに当てられて「爆弾発言」するような奴は外せ、ってことで。
もっと言えば私が司会者だったら「気の弱い人」は指名しないし、そもそも「会議から外す」人選しちゃう。
「何も言わない人を参加させても無駄、だから」と切って捨ててしまう。ああ~~こわいわ~~もっと万遍なく人選しないとそりゃ、会議は進まずだわね。
ほかにも
と言われ、二人揃ってフォーマルな服装で出かけた。
やさぐれ生活者には耳が痛い御言葉。でも、真理。
ほかにも「FBI直伝 家庭も仕事も楽しむ10の掟」では
1、家庭と仕事を両立させてこそ人生は楽しい
2、相手の服装が発するメッセージを読み取れ
3、人のタイプを瞬間で見分ける力をトレーニングせよ
4、話しかけにくい相手は心の中で抱き締めろ
5、スカートをはいて自転車に乗るな
6、ヒールのない靴は、靴とは言わない
7、一流のヘアショップに行き、髪の艶をキープせよ
8、一流のブランドショップで、自分の扱われ方をテスト せよ
9、辛い時はパートナーに甘えて乗り越えろ
10、青信号が点滅しても走って渡るな
です。厳しいです。でも「仕事をしているから」「育児をしているから」とそのことに「甘えて」優雅さ、エレガントさを失ってはだれも(クライアント)はその人の実力とは見てくれない。「ああ、この人はいっぱいいっぱいなんだな。こんな人に仕事を頼めない」と足元を見られてしまう。だからきちんとした服装をしてプライベートと遮断する必要がある、と。
動きやすい服装がビジネス相手には「甘え」であり
「気が抜けている」と下に見られる原因とは…
目がうろこ。
やっぱり化粧して背筋伸ばしてどんな時もきちんとした
服装でいなければ心がくすんでいくんだな…
家にいるようになってやさぐれ速度が加速したわけが
わかった気がした。
「いや、クライアントが待っている」と押し問答しただけの相手の住所、電話番号を調べ上げて果ては2年越しのラブレターで相手の気を引く作戦で嫁をゲットする恐るべしFBI!!!!
FBIダーリンの行動は昔の良き日本人特に「サムライ」を感じさせる。間違っていることはどんどん発言して優先座席に座る若者をしりぞけ、野外のテラス席ではたばこの煙がこちら側に来るので席の交代を交渉をする。一緒にいるとハラハラ、ひやひやもんだけどそこは元FBI、体力も知力もあるからいまどきの若者をぶった切る。
そんなダーリンのFBI時代の知識は「危機管理意識全くゼロ!」の日本人には目からうろこの生き抜き方を教えてくれる。ただ、ここまで細かいと正直疲れるので私には無理なので「うちの旦那はFBIじゃなくてよかった~」と一瞬だけでも自分の旦那がよく見えてしまう本である。
例えば電話に出るときは名のらない。なぜなら相手に「××という人間が住んで居るという情報を与え、性別も判断させ、住所の検討もつく。」という理由から。同様に表札を上げることもよしとしない。理由は
「名字だけにすること。家族の様子が道を歩いている赤の他人に全部わかるような危険なことはしてはならない。」から。
25年以上前にダーリンと出会ったことを著者は書いてくれているが、ダーリンが危惧した問題は現在当たり前のように日本を覆っている。
例えば「若者の薬物汚染」「犯罪モンスターは現れる」など。
また彼のFBIでの活動は普段の生活にも人を見抜くときに大変役立つのである。
ダーリンが著者に下した「ミッション」で「人のタイプを瞬間で見分ける力をつける」トレーニングをさせられる。
カフェで通行人を選別していくというもの。
結果、分類的に
1、話しかけやすい女性…コンサバな服と髪。身だしなみには気をつけているが特徴がなく、上質な服を着ているがトレンドはいまいち逃している。
2、気位が高そうで、話しかけにくい女性…もちろんおしゃれで高そうな服の人。歩く姿にスピード感があって一人か二人でさっさと歩く。細身。トレンド系。
3、気遣いをしそうな気の弱い感じの女性…内股、歩く速度が遅い。服が全体的にフェミニン。髪がストレートで顔を覆いがちな感じの色の白い人。
4、できるキャリアウーマン…細身、足長、大きな上質バック。体に合った服で大股気味にさっさと歩く。顔が小さい(なぜかそう思った)
なぜ、このミッションをしたかと言うと著者がインタビューをするときに座談会などどうすればよりよい情報を引き出せるか、ということに応用できるかをダーリン流にすると
「集団にアプローチするときは、平均値をを持っている雰囲気の人間を軸にするのが鉄則なんだ。この中で平均値を持っているのはコンサバな女性だ。おそらく奇をてらったりしないところから始まるだろう。
最初に彼女が発言すれば、他の参加者も安心して場の空気を読むことができる。そして気の弱そうなタイプは意見を持っていたとしても 、状況を掴んでからなるべく後から発言したいと思っている。だからその二つのタイプの間に他の人を挟んでいくといい。」
これ、PTAや会社でも会議で使えると思いません?
「人が何人でも集まろうとも最初は、誰もが安心する平均値の真ん中の人を見定めて、その人にまず話を振る。次に話しかけにくい人や、鋭いことを言いそうな人を挟み、最後は気の弱そうな人に安心して話をさせよ、それを質問ごとに、あるいはテーマごとに繰り返せ、と言うのだった。」
まあ、私みたいにしょっぱなに当てられて「爆弾発言」するような奴は外せ、ってことで。
もっと言えば私が司会者だったら「気の弱い人」は指名しないし、そもそも「会議から外す」人選しちゃう。
「何も言わない人を参加させても無駄、だから」と切って捨ててしまう。ああ~~こわいわ~~もっと万遍なく人選しないとそりゃ、会議は進まずだわね。
ほかにも
「所帯じみるってあるよね。人は所帯じみても自分ではなかなか気づかないから厄介なんだ。それを自分自身で知る方法がある。一流のブランドショップに行くことなんだ。今から自分でこれなら仕事に出かけていいと思う恰好をしてごらん。」
と言われ、二人揃ってフォーマルな服装で出かけた。
「お店に入った時に、しっかり見られているって感じたでしょ。店の人は人を見る長い経験を持っていてしかも、客の人柄から信頼できるかどうか、どんな生活をしていて何を求めているかまで見抜くんだ。
彼らは現代の日本で君が接することができる最も優秀な
プロファイラーだよ。しかもお金はかからない。
君が育児に追われて、仕事のへの集中力や精度が落ちてくると必ず印象に現れる。
お店の人はすぐに見抜いて、最上級の対応はしてくれなくなるよ。忙しいからという言い訳も生まれるのは多少仕方ないと思う。でも、自分を客観視する物差しは必要なんだ。ブランドショップに入って自分自身でお店との違和感を覚えたら、それは店の人が送っているサインだと理解したらいい。」
やさぐれ生活者には耳が痛い御言葉。でも、真理。
ほかにも「FBI直伝 家庭も仕事も楽しむ10の掟」では
1、家庭と仕事を両立させてこそ人生は楽しい
2、相手の服装が発するメッセージを読み取れ
3、人のタイプを瞬間で見分ける力をトレーニングせよ
4、話しかけにくい相手は心の中で抱き締めろ
5、スカートをはいて自転車に乗るな
6、ヒールのない靴は、靴とは言わない
7、一流のヘアショップに行き、髪の艶をキープせよ
8、一流のブランドショップで、自分の扱われ方をテスト せよ
9、辛い時はパートナーに甘えて乗り越えろ
10、青信号が点滅しても走って渡るな
です。厳しいです。でも「仕事をしているから」「育児をしているから」とそのことに「甘えて」優雅さ、エレガントさを失ってはだれも(クライアント)はその人の実力とは見てくれない。「ああ、この人はいっぱいいっぱいなんだな。こんな人に仕事を頼めない」と足元を見られてしまう。だからきちんとした服装をしてプライベートと遮断する必要がある、と。
動きやすい服装がビジネス相手には「甘え」であり
「気が抜けている」と下に見られる原因とは…
目がうろこ。
やっぱり化粧して背筋伸ばしてどんな時もきちんとした
服装でいなければ心がくすんでいくんだな…
家にいるようになってやさぐれ速度が加速したわけが
わかった気がした。
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