秋葉原だったらどこにでもいそうな3人のオタクな若者たちを中心に仲間が集まって会社を興して成功していく…と思ったら大きな力に飲みこまれそうになりながらも、奪還していく話。
メインと3人は、吃音持ち、女性嫌い&潔癖症、突然体がフリーズしてしまうというかなり変わった特性の持ち主たち。
ただ、3人が3人とも「自分たちは3にんそろってやっと1人」という自覚があるから、助け合っている。
互いの特性を嫌悪、否定することなく受け入れている。
それって、いまどき、特におたくって「個人主義」のイメージあるからなんか妙に感心。
秋葉原と言うかなり特異な町の描写が精密で、著者自身がこの町に詳しいのか、くわしい情報を持った協力者がいるのだろうか?
ただ、正直、オタクな内容、会話が多いので中盤、読み飛ばしました。中だるみというか…

変われる人から、まず変わろう!

という、ユイさんのメッセージは「自分の内側にひきこもっている人」全員に伝えたい、作者からのメッセージ?

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