年齢的にばっちりの本と出合った感じ。
ただ、男は40になると何となく「終わった感じ」を持つのに対して女は「さあ、今からが始まり!」って活動期に入るようななぜ?
男は若い時の方がもっとやりがいがあったとか、仕事もがんばっていたと振り返るようだけど、女は初めから何もないから今は過去、未来しか見ていない。それもとびっきり明るいの。だからこの中の一遍も女の方から離婚を切り出す。
大手を辞めて個人でプロディース業を始めた主人公。
クライアントはなぜか変わった人ばかり。
でも、誠実な主人公は困ったな~~と思いつつも、本来まじめな性格なのかなんとか成功させていく。
最後の話はどう考えたって「がんばれ40代!」っていう応援歌にしか思えないけど、でも、むかしやれたんだから今だって挑戦してみよう!という気持ちにあふれている。
7編の中で一番好きなのは「翼ふたたび」。
23年もひきこもってしまった、40歳が部屋のドアを開けて、玄関を開けて、一歩前に進み、ひきこもった原因の場所に歩を進める…泣けますね~~
『二つの恋がおわるとき』の中から
ただ、男は40になると何となく「終わった感じ」を持つのに対して女は「さあ、今からが始まり!」って活動期に入るようななぜ?
男は若い時の方がもっとやりがいがあったとか、仕事もがんばっていたと振り返るようだけど、女は初めから何もないから今は過去、未来しか見ていない。それもとびっきり明るいの。だからこの中の一遍も女の方から離婚を切り出す。
大手を辞めて個人でプロディース業を始めた主人公。
クライアントはなぜか変わった人ばかり。
でも、誠実な主人公は困ったな~~と思いつつも、本来まじめな性格なのかなんとか成功させていく。
最後の話はどう考えたって「がんばれ40代!」っていう応援歌にしか思えないけど、でも、むかしやれたんだから今だって挑戦してみよう!という気持ちにあふれている。
7編の中で一番好きなのは「翼ふたたび」。
23年もひきこもってしまった、40歳が部屋のドアを開けて、玄関を開けて、一歩前に進み、ひきこもった原因の場所に歩を進める…泣けますね~~
『二つの恋がおわるとき』の中から
余計な荷物を全部捨ててしまっても、人生には残るものがある。それは気持ちよく晴れた空や、吹き寄せる風や、大切な人の一言と言ったごく当たり前の簡単なことばかりだ。そうした「かんたん」を頼りに生きていけば、幸せは誰にでも手の届くところにあるはずだ。
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