この本で取り上げられた作品名

キャンディ♡キャンディ
サンダーマスク
ジャングル黒べえ
お化けのQ太郎

キャンディは自分の小遣いで買った「なかよし」に連載されていてコミックスも5巻まで持っていた思い出の作品。
数年前、キャンディのイラストのついたビニールバック(プールバック)が売っているのを見て「あれ、今頃キャンディ??」と思ったのが印象に残っている。
これ、この本で取り上げられている水木氏の許可を取っていないキャラクターグッズのひとつだったんだ…

売れている時は収入もバンバン入って上手くいっていたんだろうけど、少女マンガからレディースコミックに上手く移行できなかった漫画家のなれの果てがこうなってしまった原因かも。
あ、この本で取り上げられている作品は結局どれも
「本当の真実は結局判らなかった」って感じで、題名の割には踏み込めてないような気がする。
昔の事…責任者が不在…当事者が不在…など、「責任」と言う言葉に恐れをなして「無かったことにしよう」的な封印作品が多い。ので、取材もできませんでした、って感じ。

最近、題名の割には取材不足で結局読んでも「で?」的な本が多い。
書く方もなんかレベル落ちてるような…
突っ込んで取材するにはお金がいる。ってのを感じる。出版社がそこまで経費を持ってくれないから、着目点は良くてもそれから先に進めない。
もっともらしい題名で購入させて、読んで「なんだ、この程度かあ…」と失望させてさらに出版業界全体の売り上げを下げさせる結果になると思うんだけどなあ…


コメント