私は大切な時間をどうしてこんなきちが○と同レベルの精神を持つ登場人物がでてきてダラダラとくだらない話に付き合わなきゃならんのだ!と怒りと憎しみにすら似た感情を持って読み終わった。
この角田光代という作家とは相性が悪いんだろう。
読んでいてイライラして、で、結局自分で前向きに生きていくのでもなくダラダラと生きている人間の話を読んで面白い、と思う読者がいるのだろうか?
派遣社員として働いている職場での出来事がこの主人公の生き方が凝縮されている気がする。
この角田光代という作家とは相性が悪いんだろう。
読んでいてイライラして、で、結局自分で前向きに生きていくのでもなくダラダラと生きている人間の話を読んで面白い、と思う読者がいるのだろうか?
派遣社員として働いている職場での出来事がこの主人公の生き方が凝縮されている気がする。
明日納品の宣伝紙の、よりによって宣伝ページにミスがあったらしい。そのページの校正担当は私でその失敗の責任は私にあることは何となくわかった。
(中略)花崎さんの言葉を思い出す。怒られる時はね、脳みそのしわをつるりっと伸ばして、全部聞き流せばいいのよ。なんとかなるんだから。周りを囲んだ数人があれこれ言うのを前にして、脳みそのしわを伸ばそうと努力する。
確かにそうしてほうけていれば、トラブルは通り過ぎていく。私の犯した失敗は私の手を離れ、社員たちの手に渡り上手い具合に処理される仕組みになっている。
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