どーすんの?私

2010年1月30日 読書
私と劣らないぐらい職場運の無い著者の話し。
とはいえ、著者は自分のやりたいことをちゃんと見つけこうやって本も出したし「ツレがうつになりまして」でベストセラー作家になったし。
あらすじ的に書いてみると


高校卒業時に進学も就職もしなかった著者。(1969年生まれ)家でゴロゴロしていたら両親や近所の視線が痛い。
で、バイトをすることに。

①「さいたま博」でレストランの皿洗い時給750円に採用。しかし、食器洗いとみそ汁を盛るなどの給仕であったがシステムがしっかりしていないので「冷めたみそ汁」を出すことに。しかも雇われ店長の為、全くフォローなし。
1週間で辞めた。

②ハロワに行くと50代の女職員と相談。「好きな事、得意なことは?」と聞かれたので素直に「絵を描くことが好き」と答えたらその婆に「お風呂屋さんの壁に絵が描ける?」
「映画館の入口にある看板の絵は?」と聞かれ「…」となると
「いくら絵が好きだからってそう簡単にえの仕事に就けるもんじゃないの」
「そおゆう夢物語の事を考えていたら就職なんてできないわよ」
と怒られる。で、ファイルから仕事を選べと命令され適当に「お団子屋さん」を選び出し、即面接に行くように指示される。
しかも面接は「お団子好き?」に「ハイ好きです」と答えたら 即採用
翌日から時給700円で仕事開始。しかし接客業に自分が向いていないことを再確認。
1、いろんなことを一遍に言われると対処できない
2、人見知りが激しいので初めての人と喋れない
3、何より明るい笑顔が作れない
ので、パートのAさんに「この仕事向いてないわよ」と言われ挙句「店主も雇う時に若い子はすぐ辞めちゃうし…、って言ってたわよ」と言われる始末。って雇う側の責任はどうよ?!って思うんですけどね。これは1カ月で辞める。

③パートで時給750円の工場に
しかし人がどんどん辞めて行くわ、初めに配属された部署は消滅するわ、いろんな部署にその日その日で飛ばされるわで
うつうつとした気持ちでライン作業していると隣に座っていたおばちゃんが「事務は楽でいいわね~」と言った一言に刺激を受け、事務職をゲットして退職

④正社員工場勤務 20歳
入社当初は前回の変な課長に悩まされたけど、今回の課長はまとも…って思った矢先に新人に手当たり次第手を出す男と判明。自分の後に入って来た子に「気を付けなよ」って忠告するもあっさり恋人関係になりしかも後輩が「課長を狙ってるんでしょ!」とギスギスした職場に…(泥沼)
さらに相談に乗ってくれていた先輩が実は著者と後輩にそれぞれ悪口を吹き込んでいたという…(最悪)
で、毎日こんな嫌な気持ちで会社に行くのはいやだ…と思っていたある日、本屋で専門学校の案内を見つけ、入学決定!

晴れて退職し、好きな絵の勉強に取り組み、そこで夫と親友を見つけることになったらしい。


こうやって向いてないことに時間を取られるよりも、好きな事を少しでも取り組んで仕事にできたら本当にいいよね。
私の好きな事…

ありません。家にいて家事して読書するぐらいです
仕事と言うより、家から外に出たくありません。

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