2009年発行

ノーコメント、って感じ。
そもそも「お金持ち」の基準が不明。
過去の著書は「高額納税者名簿」に基づきアンケートとかその他の付随したデーターから「明らかにお金持ち」が明確になったとおもうけど、この名簿が廃止されて「絞り込んだ」データーが取れてないにもかかわらず、この本を書いてるって…

ちなみに前書によれば高額納税者は「医師」が多く最近は起業経営者も名を連ねるようになったとのこと。
医師は医師でも整形外科、美容外科、眼科の科目に高所得者が多いとのこと。
美容外科って保険外だから荒稼ぎしまくれるし。
そういう意味では抜け道が多い自営の中でも利益は上げやすいんだろう。名簿廃止って、もしかして脱税を見破りにくくするために(どっかの国のえらいさんが親から億単位で小遣い貰いやすいためにとか、そのうち土地の値段が上がるのがわかっていて先手を打って買うとか)手を打ったんじゃないだろ~な。

ので、この本を書くためにアンケート取ったとしても「本当に仕事で忙しく、また利益を上げている人」がのんびりパソコンでアンケートをまじめに返してくれているとは思わない。
多分「なんちゃって、金持ち」や実はそんなに金持ちじゃない人が「冗談」で返信してもわからないってこと。
子どもの進学を調べるために「プレジデン× ファミリ×」を参考にしたとかも書いてるけど、この「プレジ…」を読んでいる人が全員「金持ち」とは限らない。
私が「VER×」や「STOR×」を買って「一瞬、セレブ」気分を味わうのと変わらないと思う。
またこの「プレ ファミ」は「偏った文章」書くなあ…と読みながら思ったし。(次男の受験時に2冊ほど購入)
「いや、なんか、考え方違うし…」と、違和感大。
金持ちならこの本を読んでも、違和感なく「そうだ、そうだ」と思うのかもしれないが。

せめて、明らかに「金持ち」な人を仮名でもいいからば~~んと出して「うちはこういう教育方針です」と「具体例」を挙げてくれなきゃ、本当に金持ちがそう考えているとは思えない。

とにかく、読んでも役に立たない一冊。

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