犬丸りんのオトコ部屋のぞき (文春文庫PLUS)
2010年3月23日 読書
2001年発行
ということで、部屋=男自身 の結論から言えば、結婚前に男の部屋を見たらソイツ自身が大体分かる、ってことで。
結婚に失敗したくなかったら口実をつけて、見ておくのは必要だ。
実例に挙げられている男の中でも「汚い」よりは「妙なこだわり」を持っている奴(顔は良いらしい)の描写はなんか受け付けなかった。
顔よりもその妙なこだわりの方が、これから一緒に住む時に重要な要素になる気がする。
何にもない部屋ってのも「虚無」…ってことで、怖いけど。
家はその人の心理状態を表す、ってのは風水でも言われているので、別に男、女関係ないような気がするけど。
「片付けられない女」も増殖中な今の世の中。
やっぱりちゃんと掃除機かけて、整理整頓している人の方が絶対に言い。布団の中にお菓子のカスとか落ちている女の部屋の映像をテレビで見た時は、こんな女を好きになる男がいるんか?!とそっちの方がびっくりだった。
さて、本文のラストにあとがき的に
と書いてあったにもかかわらず(1999年連載)、2006年に犬丸さんが自殺したのはなんかなあ…って感じです。
女性は化粧を落とした顔がスッピンです。
しかし独身男性の場合は…
思い出の品や好きなものが飾られ、あるいは雑然と積み上げられあるいは捨てられないままとっておかれる。そんな部屋こそが…彼のハート…彼の素顔。
「お部屋が、男の人のスッピンなんだ」と次第に発見していった私でした。
そしてまた男性にとっては、そんな自分の写し絵のような部屋の中に包まれていることがとても安心すること、を知りました。
ということで、部屋=男自身 の結論から言えば、結婚前に男の部屋を見たらソイツ自身が大体分かる、ってことで。
結婚に失敗したくなかったら口実をつけて、見ておくのは必要だ。
実例に挙げられている男の中でも「汚い」よりは「妙なこだわり」を持っている奴(顔は良いらしい)の描写はなんか受け付けなかった。
顔よりもその妙なこだわりの方が、これから一緒に住む時に重要な要素になる気がする。
何にもない部屋ってのも「虚無」…ってことで、怖いけど。
家はその人の心理状態を表す、ってのは風水でも言われているので、別に男、女関係ないような気がするけど。
「片付けられない女」も増殖中な今の世の中。
やっぱりちゃんと掃除機かけて、整理整頓している人の方が絶対に言い。布団の中にお菓子のカスとか落ちている女の部屋の映像をテレビで見た時は、こんな女を好きになる男がいるんか?!とそっちの方がびっくりだった。
さて、本文のラストにあとがき的に
不安を求めて出発したと言うのにいつしか「こんな人たちの居てくれる世の中って捨てたもんじゃないね」と、安心を得ていました。
と書いてあったにもかかわらず(1999年連載)、2006年に犬丸さんが自殺したのはなんかなあ…って感じです。
コメント