晩夏のプレイボール あさのあつこ著
2010年6月28日 読書
「野球」をテーマにした短編集。
色々な意味で「甲子園」を目指す人の話もあれば、あれほど憧れた「甲子園出場」⇒「優勝」したのに「もえつき症候群」にかかったかのような気持ちになってしまった若者。
父と子、キャッチボールを楽しんで「甲子園にお父さんとお母さんを連れて行ってあげる」と言っていたのに10歳で交通事故で亡くなった息子を思って過ごす老夫婦の話など。
この人の本を読んでいて思ったのは、初めから甲子園出場が確実の高校に行くのではなく、地元の無名に近い公立の高校に進学して、野球だけでなく他にも色々な事を学んでいる子供姿が生き生きとしているから引き付けられるのかと。
ただ強いだけでなく、人の事も思いやれる人になれ。
今ある強さは自分だけの結果ではなく、周りにいる人の応援や犠牲があるってことを良く理解するように。
出ないと一生「井の中の蛙」で終わるから。
野球が誰よりも一番好きなのに、「女の子」って言うことだけで弾き飛ばされ、3日後にリトルリーグを辞めた子の話がちょっとつらかった。
好きなのに、続けられない。
誰よりも一生懸命なのに、認められない。
なんか違う、って思った。
色々な意味で「甲子園」を目指す人の話もあれば、あれほど憧れた「甲子園出場」⇒「優勝」したのに「もえつき症候群」にかかったかのような気持ちになってしまった若者。
父と子、キャッチボールを楽しんで「甲子園にお父さんとお母さんを連れて行ってあげる」と言っていたのに10歳で交通事故で亡くなった息子を思って過ごす老夫婦の話など。
この人の本を読んでいて思ったのは、初めから甲子園出場が確実の高校に行くのではなく、地元の無名に近い公立の高校に進学して、野球だけでなく他にも色々な事を学んでいる子供姿が生き生きとしているから引き付けられるのかと。
ただ強いだけでなく、人の事も思いやれる人になれ。
今ある強さは自分だけの結果ではなく、周りにいる人の応援や犠牲があるってことを良く理解するように。
出ないと一生「井の中の蛙」で終わるから。
野球が誰よりも一番好きなのに、「女の子」って言うことだけで弾き飛ばされ、3日後にリトルリーグを辞めた子の話がちょっとつらかった。
好きなのに、続けられない。
誰よりも一生懸命なのに、認められない。
なんか違う、って思った。
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