廃墟本3 ~The Ruins Book3~ 2009年 N&N著
2010年8月6日 読書
次男に、「はい、これあんた好きそうやから借りてみた」と手渡すとぺらぺらとめくった後、即座に
「いらん!こんなの読んだら、夢に出て来る!(怒)」と。
確かに…
廃墟ばっかりを集めた写真集と言っていい本だから。
でも、この本、図書館ではリフォームや建築関係の棚において有ったんですけど…
まあ、確かに廃墟になった建物も元は建築物ですから…
司書さん分類する時悩みませんでしたか??
さて、表紙も多分どっかの廃墟に放置してあったマネキンの首だと思う。
裏表紙も別のマネキンの首でして。二つ並んでおいてある構図。
結果として、めっちゃ面白かった んですが。私としては。
こうなんていうんでしょう、昭和の残骸。特にバブルの欲望の残骸。もっと言えば、施行者の夢の後、その後の人生をも表しているかのような残骸。
収益を当て込んで増改築しまくり借金を膨らませた挙句、思ったより集客率が上がらず、廃墟。
時代の波を読み切れずに作るだけ作った、そして財政面でとん挫した建物。
おもしろいわ~~~~
片道2時間もかけるような今で言うスーパー温泉も、見方を変えれば「秘境の宿」として送迎つき、少数の客のみと「付加価値」を付けたら売れそうなのに。
戦略ミスみたいなのが沢山。
あと、昭和のレトロ雑貨大好きな人から見たら垂涎の的になりそうなものがご~~~ろごろ!
整理物件はその名の通り「整理」されているから本当の空き家に対して倒産物件は倒産した時点で私物以外持ちだせないらしく全てそのまんまの形で放置されている。
例えば近所にライバルの病院ができて潰れた病院の場合なんと注射針から医療器具は当然のことカルテ、レントゲン写真まで放置されていたとか…
個人情報だ~だもれ~~~~~~~
怖すぎる!!
それにしても潰れるところってなんとなく共通するものがあるから、逆に今から作るのであればこの本を参考にして「うちならこうするのに」と比較検討すればいい。
筆者たちは廃墟になるホテルの特徴に「風呂」を上げているけど、なんかわかる気がする。
本書で行ってみたいな~と興味をそそった廃墟は「軍艦島」。
なんか近未来の舞台になりそうな高層ビルの群。
下の階層には日が当たらず。屋上には初期の屋上緑化の痕跡すらあるとか。昭和38年ぐらいに今話題のエコを考えていたってことっすか!!!
本文にも今年から一部観光化となったらしいので、機会があったら上陸してみたい。
てなわけで、結構廃墟の面白さに取りつかれた私。
近所の駅前の一等地にダイエ×の廃墟ビルが建っているけど、これも当分取り壊されそうにない。(アスベストの関係で潰せないとか)
駅前一等地でこれですから。終わってるな、この町。
他にも数年前から立て直し?もしくはリフォームの途中なのか足場も組んで石膏ボードも見えてるし、駐車場スペースにも車が停まっているのに埃をかぶり、工事も中断している一軒家がある。もうかれこれ5年以上???
持ち主、途中で死んだのか??
あと、観光地でも道沿いのお土産屋さんとか食堂が廃業して廃墟になっているけど、こうやってじっくり見てみたら面白いかも。
廃墟散策、はまりそう…
(で、危険なもの を連れて帰ってくると)
「いらん!こんなの読んだら、夢に出て来る!(怒)」と。
確かに…
廃墟ばっかりを集めた写真集と言っていい本だから。
でも、この本、図書館ではリフォームや建築関係の棚において有ったんですけど…
まあ、確かに廃墟になった建物も元は建築物ですから…
司書さん分類する時悩みませんでしたか??
さて、表紙も多分どっかの廃墟に放置してあったマネキンの首だと思う。
裏表紙も別のマネキンの首でして。二つ並んでおいてある構図。
結果として、めっちゃ面白かった んですが。私としては。
こうなんていうんでしょう、昭和の残骸。特にバブルの欲望の残骸。もっと言えば、施行者の夢の後、その後の人生をも表しているかのような残骸。
収益を当て込んで増改築しまくり借金を膨らませた挙句、思ったより集客率が上がらず、廃墟。
時代の波を読み切れずに作るだけ作った、そして財政面でとん挫した建物。
おもしろいわ~~~~
片道2時間もかけるような今で言うスーパー温泉も、見方を変えれば「秘境の宿」として送迎つき、少数の客のみと「付加価値」を付けたら売れそうなのに。
戦略ミスみたいなのが沢山。
あと、昭和のレトロ雑貨大好きな人から見たら垂涎の的になりそうなものがご~~~ろごろ!
整理物件はその名の通り「整理」されているから本当の空き家に対して倒産物件は倒産した時点で私物以外持ちだせないらしく全てそのまんまの形で放置されている。
例えば近所にライバルの病院ができて潰れた病院の場合なんと注射針から医療器具は当然のことカルテ、レントゲン写真まで放置されていたとか…
個人情報だ~だもれ~~~~~~~
怖すぎる!!
それにしても潰れるところってなんとなく共通するものがあるから、逆に今から作るのであればこの本を参考にして「うちならこうするのに」と比較検討すればいい。
筆者たちは廃墟になるホテルの特徴に「風呂」を上げているけど、なんかわかる気がする。
本書で行ってみたいな~と興味をそそった廃墟は「軍艦島」。
なんか近未来の舞台になりそうな高層ビルの群。
下の階層には日が当たらず。屋上には初期の屋上緑化の痕跡すらあるとか。昭和38年ぐらいに今話題のエコを考えていたってことっすか!!!
本文にも今年から一部観光化となったらしいので、機会があったら上陸してみたい。
てなわけで、結構廃墟の面白さに取りつかれた私。
近所の駅前の一等地にダイエ×の廃墟ビルが建っているけど、これも当分取り壊されそうにない。(アスベストの関係で潰せないとか)
駅前一等地でこれですから。終わってるな、この町。
他にも数年前から立て直し?もしくはリフォームの途中なのか足場も組んで石膏ボードも見えてるし、駐車場スペースにも車が停まっているのに埃をかぶり、工事も中断している一軒家がある。もうかれこれ5年以上???
持ち主、途中で死んだのか??
あと、観光地でも道沿いのお土産屋さんとか食堂が廃業して廃墟になっているけど、こうやってじっくり見てみたら面白いかも。
廃墟散策、はまりそう…
(で、危険なもの を連れて帰ってくると)
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