廃墟街道　２００５年　Ｎ＆Ｎ著

これはコンセプトとして1週間で東京大阪間廃墟巡礼の旅として、気の向くまま、勘を頼りに廃墟を探そう！っていうものなのに、別の出版社から出している本と同じ物件、同じ写真、同じような文章を載せているのはどうかと思う。

あと、街道と言うことで道沿いの廃墟を取材しているので倒産物件とか一軒家、商店など今までの廃墟に比べたら「粒が小さい」ので見ていてつまらない。
ばば～～んと大きな建造物の廃墟は「欲の果て、栄枯盛衰」を様々と感じさせるけど小さな物件だと「ちゃんとリサーチして建てましたか？経営努力はしましたか？」と身近な感想しか持てないのである。

まあ、もう大きな建造物は他の人や他の本で取り上げちゃったからあとは小粒しかないのかな。