京都、やっぱり恐るべし!!
いえ、霊界&魔界って意味じゃなくて「文化としての宝庫」というかなまじ「都」と付いているのは伊達じゃないって感じ。

日本文化は京都によって作られた、そんなキャッチコピーがぴったり。
お寺で茶道、精進料理、などが勉強(体験)できるとは知らなかった。同様に店舗で香道、扇子作りなどが体験できるのね。
京都に行ってただ仏閣を見学するよりもこのような文化を体験できる時間があるのならどんどんチャレンジしてみたい。とは言うものの、私あんまり自分で工作とかしたくない。(=下手だから)つい、自分で作ったものよりも買った方が見栄えもいいし、何よりも買った後「使える」し。
自分で作ったモノって、持ち歩けないよ…(同様に家庭科で作った服も着ることなかったのさ)


それと個人的には京都より奈良が好きなんですね。
雰囲気が。
それが何でなのかわかった気がしたのは
言語学者の先生と日本語について説明してもらった文中に(対談式)
「京都の人と話していると、語尾をはっきり言いませんね。『~やし』とか。」
「語尾だけではなくて、本心をなかなか見せない。
よく転勤で京都にいらっしゃると、京都の人の心がわからないことが原因で問題が起こる。京都というのは、三代続くと京都の心がわかる、と言われます。よそから来た人、特にお嫁さんが困るんです。まず、そのまま受け取ってはいけない。」
「その場では本心を言わない。」
「言いません。」
「それはどういう気持ちで」
「昔、京都は権力者が次々と交代した。本当のことを言うと進退に関わります。京都はそういう町なんです。だから「いけず」が流行ります。いけずは、意地悪ではないのです。」
「意地悪と言う意味ではなくて…?」
「京都はいけずが好きなんや。家に帰って来てから、いけずがハッと分かることがあるんですよ。」
「自分もいけずで、周りもいけずで…」
「女の人が着物を着て、きれいな帯を締めていたとします。『奥さん、はんなりしたええ帯しといやすな』と言うんです。その人は褒められたつもりでいます。でも本当はそう言うつもりで言ってないこともあるんです。帯はええけど、お顔はもう一つやなと言う時も使います。」
「人を褒めていないから…帯を褒める。どっちともとれる」
「そうそう。そう言うのが京都の人は好きなんです。特に京都の女の人はそれを好みます。」
(中略)
「外から来た人が使いこなすことはあり得ますか?三代住んでない人、お嫁に来た人とか。」
「おそらくわからんね。うちの家内も大阪なんですが『京都はかなわん』と言うんです。大阪の人が見ても、お腹の中がわからない」
(中略)
「先生は『お茶漬けどうですか?』と言っているところを見たことありますか」
「見たことはないけど、聞いたことはあります。
東京から来た大学の先生が言われたのにいつまでもいると
東京の偉い大学の先生はあかんなと言うことになった」
「結局長居するのが…」
「迷惑ですね。『どうぞお上がりやす』と言われたら「この辺で結構です」と私は言います。上がると長くなりますね」
「上がらないですか?近所の人の家の中って知らないんですか?同じ町内の家とか?」
「隣の家でも特に用事があるほかは上がりませんね」


うう~~ん、恐るべし二重人格&二枚舌人種!
下町&お節介の血が脈々と流れている私が合うわけないか。超納得!!!!!

人のことばかり聞いて、自分のことを言わない人に今度「あなた、京都出身?」って聞いてみようかな??

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