これは単純に比較した本。
とはいえ、一つのジャンルに絞った比較ではない為「雑学」に近いものがあり、興味が無い部分は面白くない。

ソシテ思ったのはこのような「関東」VS「関西」の「関西」=「大阪」が取り上げられてる事がほとんどの為、ひとくくりに「関西」としないで欲しい。
大阪だってミナミ、キタと性質も違うからこれまた「大阪」と表記するのも厳密にいえばおかしいのだが。

「関西」とひとくくりにされた文章の中で「へえ~そうなん??」と思うこともしばしば。
例えば家族が家を出る時に「行ってらっしゃい」の代わりに大阪弁には「お早う、お帰り」と言うと言う下り。
京都の本にはこれを言う、という表記があったので大阪弁じゃなくて京言葉じゃないのか?と。
ちなみに元神戸人の私は朝子どもが行く時は「行ってらっしゃい」で遊びに行くとか塾の時は「気をつけて。はよ帰っておいでよ」と言う。

比較する時は言語や習慣に特記する方が面白い。
電車に乗る時も東京は列が崩れることは無いと書かれる一方で大阪は割り込みが多い…と書かれても気分が悪いだけである。

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