幸運と不運の法則―成功をつかむための「運命学」 (PHP新書)
2010年9月14日 読書
なんと言うか…今まで読んだスピリチュアルとか占いの本とは全く「異質」。
著者は「運命学」なるものを研究(?)しているのですが
運命学において『「幸運」と「幸せ」は別である』との見解。
『運命学において「幸運」とは「お金をたくさん得る事」と「出世など名声運をつかむ事」の二本柱で構成されています。』とのこと。
わかりやすいっちゃ、分かりやすいんですけど。
お金がありあまるほどあって、夫婦仲も良く、子どももいる女と、収入は1億、自分で会社経営、10年来の不倫相手がいる女もどちらも「幸運」。
そんなもんか??
で、運命学は人間の欲望をかなえるアプローチであり、客観的な視点からしか物事をみない、そうです。
幸運をつかむためには「お金か出世のどちかを目標にするか?」と決定することから始まる。普通「どちらも」と言ってしまうのですがそこがもう「間違い」だそう。
例えば学歴が無い人はどちらを選ぶか、と問われたら『学歴が無ければ出世は望めないので「お金」をもくひょうにするしかありません』とくる。
…まあ、こんな調子で「運命学」を展開していくのですが、競馬とかバクチなりで「楽して一攫千金」を得るような人やどんだけさげすまれようとも(プライド一切無し)他人に取り入って出世しようと「心に堅く誓う」人には読んでいても役に立つと思うけど、そうでない人特に女性にはなかなか書いてある事が受け入れることは難しいと思う。
夢も希望もないやんか。あるのはただ欲望のみ、って感じ。
そこまでして手に入れたいか?そんな疑問が多々出てくる。
手にした後で絶対「むなしさ」や「喪失感」に襲われてまともに生きていけるんだろうか?
金持ちだけど不幸、そんな結果が待っていそう。
作者も何のことはないあとがきで
いらね~よ。そんな悪魔と契約した結果の様な真の幸運なんて。
財力は与えられる。でも、心と交換ってことかよ。
どっちが自分にとって必要かよく見極めてから「お金が欲しい」っていう口癖を言った方がいいような気がした。
著者は「運命学」なるものを研究(?)しているのですが
運命学において『「幸運」と「幸せ」は別である』との見解。
『運命学において「幸運」とは「お金をたくさん得る事」と「出世など名声運をつかむ事」の二本柱で構成されています。』とのこと。
わかりやすいっちゃ、分かりやすいんですけど。
お金がありあまるほどあって、夫婦仲も良く、子どももいる女と、収入は1億、自分で会社経営、10年来の不倫相手がいる女もどちらも「幸運」。
そんなもんか??
で、運命学は人間の欲望をかなえるアプローチであり、客観的な視点からしか物事をみない、そうです。
幸運をつかむためには「お金か出世のどちかを目標にするか?」と決定することから始まる。普通「どちらも」と言ってしまうのですがそこがもう「間違い」だそう。
例えば学歴が無い人はどちらを選ぶか、と問われたら『学歴が無ければ出世は望めないので「お金」をもくひょうにするしかありません』とくる。
…まあ、こんな調子で「運命学」を展開していくのですが、競馬とかバクチなりで「楽して一攫千金」を得るような人やどんだけさげすまれようとも(プライド一切無し)他人に取り入って出世しようと「心に堅く誓う」人には読んでいても役に立つと思うけど、そうでない人特に女性にはなかなか書いてある事が受け入れることは難しいと思う。
夢も希望もないやんか。あるのはただ欲望のみ、って感じ。
そこまでして手に入れたいか?そんな疑問が多々出てくる。
手にした後で絶対「むなしさ」や「喪失感」に襲われてまともに生きていけるんだろうか?
金持ちだけど不幸、そんな結果が待っていそう。
作者も何のことはないあとがきで
もしかしたらあなたは不運だった頃の方が幸せではなかったかと、しみじみ感じるかもしれません。けれどもひとたび幸運を求めて舵を切ってしまうと、もう後戻りはできません。そこにあるのは、幸運ではあるけれど殺風景な心です。
幸運は、実は異常な運気の爆発なのです。
お金や名声を手にする代わりに、あなたは重要なものを失います。
平凡で幸せな生活を破壊したところにこそ、真の幸運は存在するのです。
いらね~よ。そんな悪魔と契約した結果の様な真の幸運なんて。
財力は与えられる。でも、心と交換ってことかよ。
どっちが自分にとって必要かよく見極めてから「お金が欲しい」っていう口癖を言った方がいいような気がした。
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