結婚してなかったら自分はパラサイトニート道(?)まっしぐらだったなあ、と思う。
でも、自分がそれで「いい」と思ったらその生き方で良いと思う。それが「価値観」なので。他人にとやかく言われる筋合いは全く無い!

本書の最後にもこう書いてあるし。
下流女性の高笑いが聞こえる

こうして見ると女性の生き方は確かに多様化し、価値観も行動も多様化している。
それは格差でもあるが、逆に格差を認めてしまえばあとは楽チン、という価値観も見え隠れする。
女性だからこそおカネが無くても自分が好きな事をさえあれば、楽しく行けて行けると開き直れる。
男の様に、正社員になれなくて、おカネが無いから結婚できないと悩まなくても良いからだ。
学歴が低く、年収も少なく、貯蓄も無く、階層意識が低い、未婚で、ずっと非正社員で、一人暮らしの女性が、
日本はどうせ良くならないと絶望しながら、
アロマを焚いて、ヒップホップを踊り、
そして一番自分の人生に希望を持っている。
ああ、なんと皮肉なことか!
だが間違いなく、彼女たちが下流社会の先端を突っ走っている。

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