英雄の書 下 宮部みゆき著
2011年6月28日 読書
なんですか!!このバットエンドはっ!!!(怒)
読後感のちょ~~~悪さは!!!!(怒)
救いようのない結末…
あれだけゲームの話のようにバタバタと呪文を唱え、
異世界に飛び、異形の物を見て恐怖して、これ?って感じ。
ゲームだって冒険の後はハッピーエンドでしょうに…
特にお兄ちゃんと乾みちるちゃん。
この二人にとって最悪の結末。
お兄ちゃんはいくらユーリによって浄化されて正式な
「無名僧」になったとはいえ現世では「友人を一人殺した殺人者」であることは変わりなくむしろその「死」も
ユーリ以外に知ることは無いので「冤罪」のまま死亡。
みちるちゃんは間接的に「ヒロキ」君を死に追いやったという負い目は一生消えない。
親は自分の子供が人を殺した事を負い続け、さらにその死すらも知らないから絶対にいなくなった事を受け入れられずに今後の人生を歩むことになるのに。
お兄ちゃんの行動がいじめから友人、もっと言えば好意を持った女の子を「救う」ものであったとしても「最後の器」になったのは「弱い」からということになる。
そこにお兄ちゃんの「正義」は評価されない。
いじめた者はいじめたと言う罪の意識も持たず、裁かれもせずに残りの人生を謳歌する…
救いがあると言う?この話に!!!!!!(怒)
今後「友里子」が大人になった時は「狼」として
英雄を封印するであろう旅に出る…的なニュアンスで
続刊の伏線にしているかのようですが。
この話、毎日新聞の夕刊に掲載されていたのですが
新聞に載せるほどの小説だったのだろうか?
小学生が主人公で子供っぽいのに話は暗い。
アンバランス過ぎて余計に居心地の悪さで余計に腹が立つ。
そう、読書感想に「腹が立つ」小説って珍しいと思う。
まあ、現実世界が全て「綺麗事」では済まない理不尽な事がゴロゴロしているから「甘いよ」って言われたらそれまでだけど。でも、この作家でそれを読むのは嫌だ!
読後感のちょ~~~悪さは!!!!(怒)
救いようのない結末…
あれだけゲームの話のようにバタバタと呪文を唱え、
異世界に飛び、異形の物を見て恐怖して、これ?って感じ。
ゲームだって冒険の後はハッピーエンドでしょうに…
特にお兄ちゃんと乾みちるちゃん。
この二人にとって最悪の結末。
お兄ちゃんはいくらユーリによって浄化されて正式な
「無名僧」になったとはいえ現世では「友人を一人殺した殺人者」であることは変わりなくむしろその「死」も
ユーリ以外に知ることは無いので「冤罪」のまま死亡。
みちるちゃんは間接的に「ヒロキ」君を死に追いやったという負い目は一生消えない。
親は自分の子供が人を殺した事を負い続け、さらにその死すらも知らないから絶対にいなくなった事を受け入れられずに今後の人生を歩むことになるのに。
お兄ちゃんの行動がいじめから友人、もっと言えば好意を持った女の子を「救う」ものであったとしても「最後の器」になったのは「弱い」からということになる。
そこにお兄ちゃんの「正義」は評価されない。
いじめた者はいじめたと言う罪の意識も持たず、裁かれもせずに残りの人生を謳歌する…
救いがあると言う?この話に!!!!!!(怒)
今後「友里子」が大人になった時は「狼」として
英雄を封印するであろう旅に出る…的なニュアンスで
続刊の伏線にしているかのようですが。
この話、毎日新聞の夕刊に掲載されていたのですが
新聞に載せるほどの小説だったのだろうか?
小学生が主人公で子供っぽいのに話は暗い。
アンバランス過ぎて余計に居心地の悪さで余計に腹が立つ。
そう、読書感想に「腹が立つ」小説って珍しいと思う。
まあ、現実世界が全て「綺麗事」では済まない理不尽な事がゴロゴロしているから「甘いよ」って言われたらそれまでだけど。でも、この作家でそれを読むのは嫌だ!
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