発行1996年

お見合いをするたびに事件が起こるという傍迷惑な主人公「垂里冴子(すいりさえこ)」とその妹「空美(そらみ)」弟「京一(きょういち)」。

バタバタしているのは冴子の周囲だけで本人は最後の推理をぼそりと言うだけ。33歳にして無職。読書ばかりしていると言う設定。普段から着物、レトロなメガネ。明治の女学生のような雰囲気と言う設定だけど私ならお見合いの話をもっていくよりも
「仕事に行きなさい」と勧めるかと。

うん、ちょっと主人公の設定にいらついているかも。

内容的には全編ガチガチの推理小説ではなく短編で推理に行くまでにそれの伏線になる関連事項がさらりと描写されているタイプ。

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