しばらく重松清から離脱。笑

で、この作家にしてみた。理由は「どの本も 薄い」から、とまるで中高生が本を選ぶ時の基準みたいなもので選んでみた。

「リトルバイリトル」=「少しずつ」
高校を卒業した「ふみ」ちゃんと「周」君の付き合いを中心に展開する日常…

すみません。
ちっともどこが芥川賞の候補になったのかわかりませんでした。
文章は端正な正当な日本語できれいに書かれていて、普段読んでいる本がいかに品の無い文章=そういった口語を平気で使っているんだよなあ…と思ってしまうぐらい品がよろしいのですが
あまりにも淡々と淡々と淡々と…とエンドレスしてしまうぐらい
こうも感情に起伏のない話を読んでいるとなんか子守唄をうたってもらっているような気が。(この本を執筆当時は高校生だったとか)
教科書にこの作品が載って「感想を書け」と言われたらものすご~~~~~~~~く苦労しそうなタイプ。
同世代なら「わかる!!!!!」ってなるんだろうなあ…
おばちゃんにはさぱ~~~~~~り。(汗)

なんでこんなに自分の気持ちを抑えているというか淡々としているというか全てをきれいに「大人」として受け入れれるんだろう?
その点ふみちゃんのお母さんは「変=子供っぽい」し。
母子家庭とはいえなんかここまで感情を抑えて育ったのはかわいそうというか…

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