一千一秒の日々 島本理生著
2011年9月4日 読書
2005年発行 大学生時代の作品。
大学に行って人間関係に幅が出たのか、それとも古巣の講談社からマガジンハウスに変えて担当のアドバイスがいいのか少し明るく他人の事も思いやれる登場人物が出てくるようになった。
短編集であるが、登場人物は少しずつリンクするように作られている。
あとがきに作者が
と、作者はそんな風に自分の作品を判断したようですが、私にはこの「隙」ってそんなに好きでもない人とすぐ寝たり、恋愛関係もどきになったりという描写ばかりなのでそっちの「隙」かと思うんですけどね。
これが世代差なのかもしれないけど、20代の子があっさりどの作品にもセックス描写というか寝る描写を入れるその感覚が私には不愉快。
男性作家のように自分の性癖を他人に詳しく教えるような描写では無いにしてもこの世代に「性」は不可欠なんだなあ…と。
真面目そうでお堅いのにそうなる?って感じです。
作品中「青い夜、緑のフェンス」が一番のお気に入り。
デブ専の私には一紗の気持ちがよ~~~くわかる。笑
大学に行って人間関係に幅が出たのか、それとも古巣の講談社からマガジンハウスに変えて担当のアドバイスがいいのか少し明るく他人の事も思いやれる登場人物が出てくるようになった。
短編集であるが、登場人物は少しずつリンクするように作られている。
あとがきに作者が
連載中ある作家の方から「あの作品の登場人物は、みんな隙が多いですね」と言われたことがありました。
読み返してみると 生真面目だったり融通が利かないほど頑固だったりするのに、その反面どこかウカツで変に不器用です。
と、作者はそんな風に自分の作品を判断したようですが、私にはこの「隙」ってそんなに好きでもない人とすぐ寝たり、恋愛関係もどきになったりという描写ばかりなのでそっちの「隙」かと思うんですけどね。
これが世代差なのかもしれないけど、20代の子があっさりどの作品にもセックス描写というか寝る描写を入れるその感覚が私には不愉快。
男性作家のように自分の性癖を他人に詳しく教えるような描写では無いにしてもこの世代に「性」は不可欠なんだなあ…と。
真面目そうでお堅いのにそうなる?って感じです。
作品中「青い夜、緑のフェンス」が一番のお気に入り。
デブ専の私には一紗の気持ちがよ~~~くわかる。笑
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