一言で言ったら「だまし」&「禁じ手大量使用」って感じ。

デビュー作で兄に殺された「佐奈」がとりあえずの主人公。
中学校が大地震で崩壊。クラスメイト&教師のほぼ全員が死亡。
死体はぐっちょぐちょのど~ろどろ、と死を冒涜する描写。
加えて怪我で呻いているクラスメイトを「うるさい」と殺したり、死体を辱める行為とか書いてて嫌にならんのかねコイツはってうんざりする描写の羅列で占められている。

で、水に落ちた男子生徒を助ける為に飛び込む佐奈。しかし、死体が絡まって息が…という展開の次が「夢オチ」。
デビュー作は兄に殺された佐奈が実は「スペア」がありまして、殺されたのはスペアというそれされたら何でもありやんと言う展開に次ぐ禁じ手が「夢オチ」かよ…茫然というより、やっぱ、こいつにはまともな展開を期待する方が間違いと言うことがよくわかる。
さらに、夢オチで終わるのかと思いきやまたもや「スペア」の存在を使われ(大どんでん返し、と言えば聞こえがいいが…)
佐奈の話は結局「スペア」で落ち着くのね。(呆

後半はもう読むのが面倒になったので、超斜め飛ばし読み。
だって、どっちにしろ完全な自分の世界観に浸ったモノローグ&
無駄描写の羅列なので適当に文字を拾っていっても十分内容は読み取れる。
一般的な作者に対しては斜め読みは失礼な行為かもしれないが、この作者に関しては元々読者をバカにした感があるので、これぐらいしても問題ない。おあいこですね。


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