秘密の花園 三浦しをん著
2011年10月19日 読書
昨夜短大の卒業アルバムを見ていたら長男が「女子大って本当に女ばっかりなんやな~~~~~」と。
そうそう、この笑顔の数だけ「陰湿や嫉妬や闇がた~~ぷり潜んでいるのが女子の花園=男には決して入ることのできない 秘密の花園」なんだよ…
この作者が女子高の裏=闇を書けるとは思ってませんでした。失礼しました。
なんて素敵な「秘密の花園」をお書きなんでしょう。素晴らしいわ。
20年以上前にタイムスリップいたしましたわ。まだ闇は健在なのね。うふふ~
というわけで、女子高を舞台にした3作品。
那由多(なゆた)を主人公にした『洪水の後に』
淑子を主人公にした『地価を照らす光』
そして翠(すい)を主人公にした『廃園の花守りは唄う』
『洪水の後に』から共鳴してしまったのが
那由多が少女の頃に痴漢に初めて遭遇した時の出来事。
めっちゃわかる。だって私の場合は「母」に同じことを言ったら
「隙があるからだ」と切って捨てられたから。
以来、絶対に「言わない」と決めた。
「自分に娘ができたら、絶対にこの言葉は言うまい!」と誓った。
(なのに運命は「二人の息子」という結果…まったく…)
那由多はこの出来事を通じで自分にある「第三の穴」を忌み嫌い自分の存在すら否定することに。大人から見たら「ちょっとしたこと」がこれほど人間の成長に大きな影響を及ぼすなんて思いもしないのだろう。
で、高校生になった那由多が電車で座っていたら前に立った男がなんと、ペニスを露出している。男の横にいた別の男もそれに気が付き「ニヤニヤ」している。
で、トンネルに入った途端、那由多はカッターを取出し男の性器の根元に当てた…
ああ、かいか~~~~~~~~~~~ん!!!!!!!!!!
やったれ、やったれの快感の元、この編は終了。
私レイプ犯は全員ペニスを切り取って口にくわえさせ、咀嚼させて食べさせる刑を心から望んでいる派だから。(当然、鼻をつまんで口を開けさせる。つまむときは鉄のクリップなんか素敵~~~~~)
これが世の中、男どもが裁判制度までもを握っているから「男同士の協定」かなんか知らんけど「極刑」に持ち込まれることが無いのが歯がゆい。
「法」を女が握れたら、どれだけ住みやすいか。
次の『地下を照らす光』から共感したのが
長くなりましたが、もう反論することなく賛同の一言。
素晴らしいわ!三浦しをん様!!!!!!!!!!!
ついていきますとも!!!!!!!!!!!!!!!
そうそう、この笑顔の数だけ「陰湿や嫉妬や闇がた~~ぷり潜んでいるのが女子の花園=男には決して入ることのできない 秘密の花園」なんだよ…
この作者が女子高の裏=闇を書けるとは思ってませんでした。失礼しました。
なんて素敵な「秘密の花園」をお書きなんでしょう。素晴らしいわ。
20年以上前にタイムスリップいたしましたわ。まだ闇は健在なのね。うふふ~
というわけで、女子高を舞台にした3作品。
那由多(なゆた)を主人公にした『洪水の後に』
淑子を主人公にした『地価を照らす光』
そして翠(すい)を主人公にした『廃園の花守りは唄う』
『洪水の後に』から共鳴してしまったのが
那由多が少女の頃に痴漢に初めて遭遇した時の出来事。
「おしりを触られた」
(父に)恥ずかしさに悔しさが勝ってようやく私はそれだけ言った。
(中略)
はじめに言葉があったのだという。
言葉のない沼地に踏み込んで足跡をつける罪は、言葉がないから永遠に
罪と認定されることはない。
「ふらふらしていうからだ」と父は言った。
何を言われたのかよくわからなった。
めっちゃわかる。だって私の場合は「母」に同じことを言ったら
「隙があるからだ」と切って捨てられたから。
以来、絶対に「言わない」と決めた。
「自分に娘ができたら、絶対にこの言葉は言うまい!」と誓った。
(なのに運命は「二人の息子」という結果…まったく…)
那由多はこの出来事を通じで自分にある「第三の穴」を忌み嫌い自分の存在すら否定することに。大人から見たら「ちょっとしたこと」がこれほど人間の成長に大きな影響を及ぼすなんて思いもしないのだろう。
で、高校生になった那由多が電車で座っていたら前に立った男がなんと、ペニスを露出している。男の横にいた別の男もそれに気が付き「ニヤニヤ」している。
「誰もお前を助けない」「誰もお前を救わない」
で、トンネルに入った途端、那由多はカッターを取出し男の性器の根元に当てた…
ああ、かいか~~~~~~~~~~~ん!!!!!!!!!!
やったれ、やったれの快感の元、この編は終了。
私レイプ犯は全員ペニスを切り取って口にくわえさせ、咀嚼させて食べさせる刑を心から望んでいる派だから。(当然、鼻をつまんで口を開けさせる。つまむときは鉄のクリップなんか素敵~~~~~)
これが世の中、男どもが裁判制度までもを握っているから「男同士の協定」かなんか知らんけど「極刑」に持ち込まれることが無いのが歯がゆい。
「法」を女が握れたら、どれだけ住みやすいか。
次の『地下を照らす光』から共感したのが
凝っていた遊びがあって、それは人を見てセックスをしたことがあるかないか分類していくというだけのものだ。
(中略)
分類に励んでいて何よりも笑えるのは、ものすごく不細工で太って服の趣味も悪い女が子供の手を引いて歩いているのを見る時だ。
女は試食のウインナーをバクバク食べて、スーパーマーケットの床に寝そべって泣き叫ぶ子供を口汚く罵りながら引き上げて小突くようにして歩かせたりするのだからもう本当に信じられない。
何が信じられないって、そんな女を妻にしてあまつさえ欲情をもよおして子供まで作ったらしい彼女の夫が信じられない。
驚異の精神力と性欲の持ち主だと思う。
そういう男を宇宙空間に送るといいだろう。
彼なら過酷な労働にも耐えて見事宇宙ステーションを完成させられる。
つらい現実を直視しないらしい性格と、どんな困難にも枯れることのない
繁殖力は並みのものではない。きっと宇宙向きだ。
長くなりましたが、もう反論することなく賛同の一言。
素晴らしいわ!三浦しをん様!!!!!!!!!!!
ついていきますとも!!!!!!!!!!!!!!!
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