読むのに手間取った。
簡単に言えば「少年が大人になる過渡期に非日常の大冒険を経験した。そして大人になった…」系。

この作家さん「ふり幅」が大きすぎて。
若さ!生きてる!躍動感!てなキーワード満載で「生」を表現した「風は強く吹いている」系に対して
「光」やこの本の様に「暗く」「人生の裏側」じゃないけど陰々滅滅した話も書くので、借りていざ読み始めると
「ああ、はずれ(暗い方)だあ…」となる。

「星間」が躁の躁なら「白蛇」は鬱ってぐらい差が激しい。
とりあえず小説に関しては新作以外はクリアーしたと思う。
次に読むのは「あたりかはずれか。さあ、ご期待」ってとこでしょうな。

さて、次はどの作家さんを読もうかな?

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