先日読んだ『聖夜』と同じ系列。

第二音楽室(2005)
デュエット (1993)
FOUR(1988)
裸樹(2009)
( )内は著者がこれくらいの年代を想定して書いたもの

個人的にはFOURがお気に入り。
一作目と4作目は主人公が自分のことを「ウチ」と表現するのがどうしてもしっくりこなかった。
とはいえ、職場の20代の子がやっぱり「ウチら」とか言う表現を使っていたのでそんな年代なのかな?と。

ウチって私的には「うちの子」「うちの旦那」「うちの場合」といったあくまでも個人を指すのではなく「我が家」とイコールな使い方をするのに対して、この世代の子は
「ウチ」=「私」といった感じ。
その響きにはあくまでもじぶんたち「だけ」を意識しており、うち以外の「外」は全く無視ですか?って気がする。
せま~~い、せまい、インナーワールド。
まあ、自分が学生時代の時はそんなんだったのかも。
大人になったら「自分たちだけ」ってことでは済まないから。


ところで『聖夜』を読んだせいかこの曲を思い出しました。
本編アニメは見なくてもエンディングだけは聞いていた記憶が…
http://www.youtube.com/watch?v=dK4mHPZgsEY&feature=related
特に神戸をバックにしてくれているので。

堕天使は神様の元に帰りたい…

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